カテゴリー「300 地盤調査」の記事

2013年3月12日 (火)

「明治前期の低湿地データ」(国土地理院)

土地を探している地域は、
地盤があまり良くないことは想像がつきました。

宅地造成される前は、田んぼだったのか、沼地だったのかなど
地盤調査のデータと合わせて、知っておきたいことでした。

2013年3月7日から国土地理院のホームページで
「明治前期の低湿地データ」が見られるようになったので、
既に住んでいますが、早速見ました。
直ぐ近くが田んぼだったことが分かりました。

・液状化などの地震防災対策に役立てるために作成・公表したそうです。
 (関東地区と近畿地区)

・説明に従い、国土地理院の地図を見るソフトをインストールし、
 IE7などのブラウザを再起動して見ます。

・最初の広域図から+ボタンで拡大すると
 詳細図に変わり、さらに+ボタンで拡大できました。

・田んぼは黄色でしたが、その情報が地図に表れるまで
 少し時間がかかるようです。

「明治前期の低湿地データ」を公表(国土地理院の新着・更新情報)

「明治前期の低湿地データ」(国土地理院のページ)
地理院ホーム  > 地図・空中写真 > 主題図(地理調査)  > 明治前期の低湿地データ

・注文住宅ブログランキングに参加しています。
 クリックで加点され、別窓に他の方の家造りブログランキングが表示されます。
  にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ
 にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月12日 (金)

全国電子地盤図

夕刊で地盤図を電子化して閲覧できるシステムの記事があり、
地盤で苦労した私は、早速、見ました。
地盤に対する考えが広まり、土地の価格の決定要素になることを望みます。

「全国電子地盤図」

現在見られる地域は6箇所のようです。
埼玉県も入ると良いです。
Photo


東京スカイツリー周辺の柱状図を見ました。N値(t/m2)≒「地耐力」は深くなるとやや増えています。
Photo_2

・注文住宅ブログランキングに参加しています。
 クリックで加点され、別窓に他の方のブログが紹介されます。
  にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ
 にほんブログ村

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月13日 (月)

地盤改良に関する本

■地盤調査や地盤改良に関する本が少ない。

市の図書館で「地盤」と検索しても数冊で、地盤調査結果の読み方やそこから決めるべき地盤改良対策とその概算費用までを知りたかったが、そのような本はなかった。WEBで検索して各地盤調査会社のサイトを見て、色々な工法があるな、軟弱基盤が10m以上続くとやはり摩擦杭を打つのが妥当なのかと思った。

スウェーデン式サウンディング試験の地盤調査結果の見方が掲載されていたサイトがあった。”地盤調査書の見方”でgoogle検索してみてください。

荷重と半回転数がポイントで、回転させて掘り進めなくとも荷重で沈んでゆく自沈層がどの辺りにどの深さまであるかが重要だとのことです。うちの場合は、地下2から3mで100kgの荷重にて半回転数が1から7まで(土質はシルト)、後は10.75mより深いところ(調査可能な15mまで)でに荷重100kgで半回転数が1から49回転(土質は砂と砂混じりシルト、換算N値は3.4~15.1)、そのほかの深さの位置では75と100kgでほぼ0半回転です。0半回転なので自沈層です。つまりほとんど自沈層です。調査箇所は通し柱の位置にあたる四隅と真ん中の5箇所ですが大体似たような傾向でした。

■少ない中から図書館で借りた本は、「誰も教えてくれなかった宅地・地盤の話78」です。

著者は住宅地盤事業の会社の取締役技術部長ですが、ちょっと変わっていておじいさんの代から香取金光教の岡山教会所を営んでいるそうで、そのためか、まえがきでは、”できる限り迷信にとらわれることなく、科学的、地盤工学的な立場から説明することを基本にしました。”とありますが、最終章は地盤と運勢について書かれています(地盤・地盤改良方法とその吉や凶について)。

ふーんという感じでざっと読みましたが。でも、それ以外の章では、土地を買う人は買う前に読んだほうが良いと思いました。地盤だけではその土地を買うか否かは決められませんが、軟弱地盤と分かっていればあらかじめ地盤改良費として100万単位で上乗せした金額の土地と思って買う予算配分ができます。買う前に地盤調査することを認めてくれる不動産屋があるかどうかわかりません。私の場合は地盤改良もありえると思って100万の上乗せは見込んでいたのですが不動産屋に事前調査できるかは聞きませんでした。聞いてOKとなって今回のように見込みを超える費用がかかると分かったとき、購入をあきらめたかどうかは微妙です。たぶん悩みに悩んで分譲地のもう少し安い区画にするか、ローンの返済期間をあと5年延ばすか、妻の側の預金(生活予備費)から工面するかで結局は購入したと思います。今借りているマンションの近所で慣れた土地だし、なにより建築条件は2階建てまでということのみで建築会社が自由だったからです。さて、この本には78の話題がありますが、59番めで”最近では、地震力を考慮して、支持層から地震の波が、伝わりにくい摩擦杭を見直そうという動きもあります。やわらかい地盤というのは、一般的には、揺れが大きくなると言われていますが、ある条件を満たした場合や、地盤の固め方によって揺れが減少することも判ってきました。”とあり、軟弱な地盤の層の中に打つ摩擦杭には地震の面でマイナスではなく(プラスでもないかもしれませんが)、これに勇気付けられて地盤改善対策にお金を払おうと前向きに思うことにしました。

■明日は、県がまとめたボーリング調査の本を見るため、県立図書館に行こうと思います。

にほんブログ村のカウントボタンです。→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月11日 (土)

地盤調査結果

10月9日に建設会社へ地盤調査結果を説明してもらうために行ってきた。

一般的なスウェーデン式サウンディング試験による結果、土壌はシルト(砂より細かく粘土より粗い)と砂、砂混じりシルトばかりで15m掘り進んでも支持層は確認できない。また、0.6~0.65mの浅い位置で地下水位を確認したとある。

6m道路を隔てた西側が、細いながらも川なので、軟弱であろうとは思いながら一方では畑であり田んぼではなかったという根拠のない理由で大丈夫だろうと思っていた。

しかし、現実が明らかになった。

調査報告書には対策として、「摩擦杭等の検討が別途必要となります。」とある。建設会社の社長さんの説明では対策は2つあり、以下のとおり。

1)摩擦杭(先端近くに羽がついている杭)を30本14m下までうつ。・・・ 建設会社で実績あり。

2)48.6mmの細い鋼管を7mの深さまで180本うつ。・・・ 建設会社では実績無し

1)2)とも、はいそうですか。とはいかない百万単位の値段でした。が、不同沈下は避けねばなりません。追加費用に打ちのめされた日でした。相見積もりできないかな。

かつて一緒に仕事をしていた「T」さん。これを読んでいたら納得すると思います。「T」さんが土地探しで聞いた話のとおりこのあたりは地盤が悪く良いところはピンポイントだとのこと。まさにそのとおりでした。この翌日に、タイミングよく、国土交通省から、公示地価を定めるにあたり不動産取引のアンケート調査が郵送されて来ていたので、
1)土地販売時には性能表示項目として地盤調査結果を表示すること。または、契約前の地盤調査を認めること。
2)もしくは、地盤状況を反映した地価にすること
を自由記入欄に要望として書いておきました。
この土地取引の実態アンケートを公示地価の参考にするそうです。「土地総合情報システム」というリンクのサイトを開設しているとの説明も入っていました。

http://www.land.mlit.go.jp/webland/

(お隣さんは今日、建前が始まって昼には2階の柱を立てていた。上棟式までいくのかな) もう一軒おいて離れたところは柱状改良をしていたようでした。

話は変わって、建設会社さんの建設中のモデルハウス(体感ハウス)を見せてもらった。上棟済みで屋根の断熱材の施工が終わったところだった。ポリスチレンの断熱材の片面にアルミが付けてあるもので遮熱対策だ。参考までに余分で切り捨ててあった端材をもらってきた。うちもこれにしてもらうつもりです。2階や小屋裏が暑いのはたまりませんから。7月に親戚の家にお邪魔したとき、やはり2階は暑かった。1階より2~3℃くらいは暑かったかもしれなかった。

【読んだ本】

「この本を読んでから建てよう」

断熱素材にセルローズファイバーを使ってZ工法を確立した自称「断熱屋」の本。10月4日のブログにも書きました。2回書くからといって良い本と判断しないでください。ただし読んで損ではないと思うのと、私が依頼している建築会社の社長さんの話を書くためです。セルローズファイバーは返品された新聞等汚れていない新聞紙を粉砕して防虫のためホウ素を混ぜたものとのこと。アメリカでは35パーセントの普及率とのこと。壁内に隙間なく吹き込むと10cm近くの厚みになり断熱・防音・結露対策・気密で問題になることはないとのこと。吸湿しても放湿するので(調湿)結露しないらしい。しいて欠点をあげれば屋根裏の施工時にマスクをしなければならないことくらいと書いてある。前のブログで住宅展示場で2件目に入ったハウスメーカーは、Ⅰ、Ⅱ地区(北海道、東北や長野までの山間部)では、セルローズファイバーを2階の天井裏のみに使っている)

私の依頼した建設会社ではリノベーションとしてはセルローズファイバーを使うが、新築では使わないとのこと。建設会社の社長さんがこの本の著者の体感ハウスに実際に行ってみて体験し、総合的に見て外張り断熱のほうが良いと判断したためとのこと。ただしすでに建っている家に外張り断熱はできないので、次善の策として壁内にセルローズファイバーを吹き込む方法をとり、実際に既存の家に吹き込んでこれも体感ハウスや仮住まいとして使う予定とのこと。また2階からの防音対策は防振ゴムを標準的に使うので問題ないとのこと。防振ゴム対策よりセルローズファイバー吹き込みのほうが高くつくためや過去の施工した家からクレームは無いためとのこと。私も吹き込み終わったセルローズファイバーの家に入らせてもらったが、外は大きい道路と近くに交差点があり騒音が気になっていたが、中はさすがに静かだった。空気の質は良いとはいえなかった(工事中だから判断できない)。ドアを開けると急に車の喧騒が襲ってきたので、そういうところに住んでいる人にはありがたいものだと思う。

【読んでいる本】

「スラスラわかる断熱・気密のすべて」 

特定の工法・材料を勧める説明でなく、断熱・気密について基本のところからおさらいしようと思って買いました。本当は、内装材を決めなければならないのだけれども。いまいちパワーが出ないので、少し家造りを忘れて、休もうと思います。ベランダでは(たぶん)カネタタキが鳴いています。台所にいたのをベランダに逃がしたやつかもしれません。チンチンチンチンと、もう2ヶ月くらい鳴いています。賃貸マンションの3階ですが虫の音を聴けて風情があり良い時間です。もう秋ですね。

にほんブログ村のカウントボタンです。→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月23日 (火)

地盤調査

9月22日(月)の昼に地盤調査が行われた。(写真の黒板から、一般的なスェーデン式サウンディング試験であることがわかる)妻がたまたま土地に寄ったときに作業していたそうだ。建設会社には結果が出たら説明をお願いしているのでどうなるか。080922_11020001

他の区画のところでは地面を縦に穴を何箇所か掘り、コンクリートを流して杭のようにする改良を行っているのもあった。建てる家の工法や重量で必要な地耐力にするのだろう。お隣さんは22日の朝には割栗石が埋まっていてその日の夜には捨てコンクリートが打ってあり、23日には基礎配筋作業にかかっていた。

にほんブログ村のカウントボタンです。→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月13日 (土)

来年からの住宅瑕疵担保履行法

「建築知識」9月号によると、住宅瑕疵担保履行法(特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律)が、2009年10月1日に施行され、施行日以降に引き渡される新築住宅については、建築業者や宅地建物取引業者に、資力確保のため、保険への加入か、保証金の供託が義務付けられ、住宅取得者を保護しようというものらしい。

年間10棟に満たない工務店は1棟あたり200万円の供託金を用意しなければならず、大半の中小規模の工務店は住宅瑕疵担保責任保険に加入するそうだ。この場合国土交通大臣が指定する保険法人が、指定する設計施工基準に則って設計・監理しなければならないとのこと。また保険法人による構造を中心とした2回の現場調査を受けなくてはならないそうだ。

建築会社から今後の段取りのメールがきた。まず地盤調査とのことなので、早速実施をお願いした。また、隣地との境界線上に造るフェンスの見積もりを送ったのこと。お隣さんの別会社と相見積もりとし、良いほうで施工してもらい、費用は折半となります。たぶん私のほうの建築会社の見積もりのほうが金額が高いと思います。社長さんの数回の打合せで分かったのですが、言動から丈夫に作る設計だと思うからです。まずは、見積もりが届いてからのお楽しみ。

にほんブログ村のカウントボタンです。→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)