カテゴリー「220 依頼先を決めるまで」の記事

2008年7月29日 (火)

仕事抜きならいい人

住宅展示場で2社目に入った会社で説明をしてくれた人と、その課長さんが、7月26日に説明(セールス)をしにきた。(前回ブログ) 内断熱と外断熱を比較テストした結果では性能上の違いは無い、是非検討していただけませんかというセールスがあった。そのとき課長さんの横でその人は作成した間取りプランを用意していたのだが、私が結局お断りしたので、そのプランは日の目を見ることが無かった。せっかく間取りのプランを設計してくれたのに申し訳ないですと、その日は話をして、解散。

翌日、ポストを見ると、そのプランが封筒に入っていて、本来ならば生活についていろいろとご質問させていただいた上で間取りを設計しますが、今回は、私だったらこういう家に住みたいということでプランしました。ご質問等あればご連絡お待ちしております。とのことでした。営業の要素が入っているとはいえ、一緒に相談しながらプランを決めて家づくりをしたくなるいい人でした。そのプランは私たちが造っていた間取りと非常に近く、大きな違いはキッチンを西側にもってきて(東側が隣家で西側が道路だから採光を考えたものと思う)、和室を東側にしたこと。2階のベランダが横幅いっぱいに取らず半分だったこと、浴室が1.25坪と広めだったこと、階段は多少急で、1階のトイレは階段下に持ってきたぐらいでした。私たちがキッチンを東に持ってきたのは、キッチンから北側に向けて洗面室(洗濯機)・風呂場と直線移動できるようにしたかったためです(妻の希望)。ベランダに家の横幅全部を使ったのは、将来子供が2人になったら、布団を干すスペースを確保したかったためです(もちろん洗濯物も干します)。

今日は、階段の踏み面と高さ(蹴上)がどうなるか、計算してみました。今まで団地やアパート・賃貸マンション暮らしなので、2階があるところでの暮らしの経験が無いため、階段は踊り場のある上りやすく降りやすいものにしたいためです。結果→蹴上げを190mmとした場合、16段で踏み面は242mmでした。「間取りのいろは」の本では、”使いやすい階段は「踏面と蹴上げを足したものが、人の歩幅(45cm位)と同じ」にすると良い”とあり、190+242=432mmなので問題ない値でした。蹴上げを190mmにしたのは、「安らぐ家は「間取り」で決まる」の本にある、身長÷8を超えないようにする ところから、妻の身長155cm÷8=19.4cmから算出したものです。

にほんブログ村のカウントボタンです→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月27日 (日)

社長さんの現地調査、2社目の訪問

■社長さんの現地調査

7月25日に建設会社の社長と10時に待ち合わせて現地調査をしてもらった、敷地の周りの環境を確認するためのようだ。その後、家に来てもらい、現地を見てもらっての問題点や、土地契約時に説明を受けた重要説明事項の隣地との距離は1m以上空けることや、外張り断熱の構造の確認と断熱材について教えてもらった。TIP構法は昔からの構法で、ラス板の2重張りのようになってしまうので、社長さんのところでは採用せず、耐力壁の上下方向の真ん中に横木をまたがらせてその上下に筋交いを入れて強度をましていること。換気方法(第3種、1種・全熱交換、全館冷暖房+1種との組み合わせ、マツミハウジングのSA-SHEエスエーシー・・・まだ体験はしていないとのことだが太いシャフトが上下階に必要になるとのこと)についても色々あり、コストと満足度で決めてゆく必要があることがわかった。その後間取りの相談をして(南側で和室と洋間を仕切るたての壁が無くとも構造上問題ないならば、南側一面は洋室のリビングにして、たたみコーナーとして3畳を北側に残すことにした)カウンターキッチンにする場合の冷蔵庫の位置など決めようと思った。

また、支払い方法だが、本契約後は全金額の1/4その後2回と最終回に分けて支払うが、ローンの融資のお金が下りるのが最終回なので、それに足りない分を2回目・3回目に金額にばらつきがあるが払うことになると相談したところ、問題ないですローンで支払われたあと、精算するとの社長さんの言葉で安心した。もっと徹底している人が過去にいて、頭金だけ払い、後は建築が完了したときのローンの支払いで、中間の支払いをしない人がいて、常に普通預金に用意しておかねばならず大変だったときもあるので、今回は問題ないとのこと。

隣地境界線に造る外壁・・・隣の方が不動産屋を通して、「塀は互いに作るのではなく、境界線上に1つ造り、費用は折半したい」との申し出があった。ことについてアドバイスを求めたところ、合理的やなり方で、隣の方は良心的な人のようで少し安心した。

■2社目の会社からの訪問説明

住宅展示場で2件目に入った木造軸組み構法の大手の会社は、7月25日の夕方、偶然営業の方と鉢合せし、他の工務店さんにほぼ決まりとのことですが、是非うちの説明も聞いてください。とのことだったので、気が進まないが26日16時に説明を聞くことを約束した。

当日は上司の課長さんを連れてきて、話が始まった。その会社で内断熱と外断熱の比較実験を行い、機密性や熱の逃げ方はほぼ同じであったことを数値(社外秘とのこと)を示して説明していた。間取りの自由度(総2階でなく自由な設計ができること)が内断熱のほうが高いこと。そのため住みごごちが良いという共通の目標を目指すならばどちらの工法ということにとらわれずに考えてもらえないだろうか。という話で、「外断熱が危ない」という本を出してきて(少々えげつないが)この類の外断熱に反対する情報は避けようとされていますか、あるいは積極的に読んでいるのでしょうかと質問があったので、その本については、「いい家」が欲しいの第3版に反論が記載されていて納得していますと回答した。高い買い物なのだから、色々比較してからの結論でも良いと思いますので、内断熱の場合の間取り等比較していただてからお決めになってはとのこと。間取りや生活にしやすさについては過去の膨大な経験の蓄積があるので是非比較していただきたいとのこと。また外断熱を採用しない理由として、比較実験から性能は同等であり、外断熱は、施工に慎重さが要求され失敗のリスクを負ってまでは行わないこと。コスト高であること。断熱材の厚みの分だけ釘等の無理がかかり外装の自由度が少ないこと。総2階や切妻などの単純な形にせざるを得ず、概観や間取りを自由にしにくいこと。をあげていた。私は単にコストの面で総2階にしていると答えた。住宅展示場で丁寧に説明していただいた営業の方は昔設計もしていたとのことで、ラフではあるが内断熱の場合の設計図も用意してもらっていたが、やはり外断熱の建築会社の方に依頼することを伝えお断りした。設計図も用意してもらったことは申し訳ないといった。いい人であることが伝わるだけに本当に申し訳ないと思った。最後に外断熱にほれ込んだ理由を聞かせて欲しいといわれたので、考え方が合理的であること・壁体内部の通気性がよく柱等が傷みにくいこと。外から包まれた内部は1階も2階も小屋裏も温度差が少ないこと。壁体内部にグラスウールを充填しないため配線・配管が楽であり、断熱効果に悪さしないことを話した。2時間ほど説明していただいたが、結局断ることにしたので。後味が悪かったし疲れた。

にほんブログ村のカウントボタンです→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月25日 (金)

2社目からのはがき

住宅展示場で見た2社目に、メールで、断熱方法の観点から他の建築会社に依頼することにしました。とお断りしましたが、7月24日にポストにはがきが入っていました。内/外断熱はそれぞれ良さがあり、弊社がなぜ内断熱としているのかその利点と、断熱材の材質についてもご説明したい。とのことです。すでに気持ちは他の建築会社に決まっていて、よほどのことが無い限りこのまま進めるつもりなので、やはりもう1回断りのメールをするかと思案中。

明日7月25日は建築会社の社長さんが現地調査で10時に来られるので、不動産に現地調査で敷地内に立ち入るため、常駐の現場監督に伝えてもらうよう頼んだ。現地調査が終わったら今後のスケジュールやたまっている質問をしようと思う。

にほんブログ村のカウントボタンです→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月23日 (水)

お断りの連絡

7月19日(土)に住宅展示場へ行った2件目の住宅メーカーから、その日の夜間に直筆の手紙がポストに入っていて夜分遅かったので手紙にてご挨拶とのこと。その後、21日(月)に、担当営業の方を連れて挨拶に見られた。週末には構造見学ができる現場を案内しますがとの話が住宅展示場での説明であったが、その場はまだ行かれるかどうか決めていない旨を伝えて帰った。申し訳ないので早めに断るために、戴いた名詞のメールアドレス宛に、断熱方法の観点から他の建築会社にしましたとお断りのメールをしました。

また、こちらにほとんど決めようと思っている建築会社からは、土地の現場を見たいので都合の良い時間を教えていただきたいとのメールが7月19日(土)に来ていた。25日(金)に会社を休めるので、いつでも良いので時間を教えてもらい、あらかじめ不動産屋か常駐の現場監督に敷地内に入ることを連絡するとメールした。

昨日は、土地・建物(概算見積もり)以外の諸費用について、本などを見ながらわかる範囲で洗い出した。

にほんブログ村のカウントボタンです→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月19日 (土)

住宅展示場へ

間取りや内装材料で参考になることがあるか、一戸建ての空間を把握したいと思い(ずっと団地や賃貸アパートマンションだったので)、自転車で行ってきました。

木造は数社あり、最初のメーカーでは、家づくりで必要な諸経費や予算の範囲内で希望の間取りで建築できるかをみると、うちではできると思いますとの話まで進んでしまい、反省。基礎や構造はしっかりしていますと建設現場の写真を見せて説明してもらい、決して悪い会社じゃないのですけれども。

時間がなくなったので木造軸組み大手をもう1社見た。木に絶対の自信を持っていることがわかりましたが(乾燥率やその検査法)、どうしてもグラスウールを壁面内にいれることになり、その対策として壁面内とグラスウールに湿気を貯めないように内側から外側へ一方通行に湿気が逃がせるシートを張り、その上に防水シートをはる壁面模型を見せて説明してもらった。また構造を強化するため合板を柱と柱の間に貼り付けるのではなく(合板は板の間の接着剤が邪魔して湿気が通過しない)、ヒノキの細い板を斜め格子に組んで格子の間から湿気が逃げますとの説明を受けた。TIP構法に似ていたがもう少し細い板を斜めでなく斜め格子にしているところが違っていた。

結局、当初の目的はあまり達成できなかったが、(2社のアンケートに住所と電話番号を書いてしまったが)、ハウスメーカーの雰囲気がわかったのと、なぜ外から断熱材を取り付けないのかを質問し損ねたまま帰宅した。内装は和室以外は白のクロス仕上げがほとんどで、中にはヒバ板を貼り付けた気持ちの良い部屋もあったが、もう少し参考になると思っていたので、残念。元々の目的のために住宅展示場に行くこと自体が間違いだとわかり、また反省。

最初の1社目は構造と内断熱の方法(グラスウールでなく発砲する素材を柱を含めて全体に吹きつけて機密性も確保しているというもの)がわかるように壁の一部から内部が見えるようになっていたのと、樹脂サッシを使い断熱を確保していた。営業マンの説明では大工や棟梁も会社と直接契約し、丸投げはしないので再請負されることは無いとのこと。

いずれにしても丁寧に造ってくれる大工さんであればよいなとつくづく感じた。

にほんブログ村のカウントボタンです→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)