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2010年12月28日 (火)

住み心地(室温)

今回の記事は、住み心地の参考になるでしょうか?
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私は、それまで住んでいた賃貸マンションのいやな所を、新しい家では繰り返したくはありませんでした。

■賃貸マンション(安めの家賃)
【冬】
 ①玄関ドアの隙間から砂埃とともに、ヒューと音を立てて冷たい空気が入り込む。

 ②北側の部屋の窓ガラスに結露し、レースのカーテンもガラスにへばりつく。

 ③窓の隅やサッシには結露から発生した黒カビが残る。

 ④寝室の襖を閉め切って家族で寝ていたが、朝起きると、息の匂いがこもっていた。
  真冬は、起きてみると息が白くなる日があった。

 ⑤脱衣所が寒く、赤ちゃんのために遠赤外線の電気ストーブを買った。脱衣所だけがむっとする暖かさで、廊下やリビングに戻るとフローリングの床が冷たく、厚手の靴下が欠かせなかった。

【夏】
 ⑥南側にある化学工場からの匂いが気になって窓を開けたくなかったが、暑いので開けていた。我慢ならないときは、窓を閉めてエアコンをつけた。


■新居
 ①玄関ドアは気密性が高く、すきま風はない。
 ②結露しない。
 ③結露しないのでガラス窓周辺はカビない。
 ④温度差がほとんど無いので、そもそも寝室を閉め切らない。
  閉め切ったとしても換気装置により空気が入れ替わって匂いがこもらない。
  早朝でも18℃前後なので息は白くならない。
 ⑤リビング・廊下・脱衣所は、ほぼ同じ温度で寒くない。
   引き戸はほとんど開けっ放し。
   冬でも比較的暖かい日は裸足で過ごす。(無垢フローリングの気持ちよさもある)
 ⑥夏、窓を閉め切ると、エアコンをつけていなくとも、室温は外気温より2℃程度低い。
   朝の低めの室温からの上昇より、外気温の上昇の方が激しいため。
   外気温が34,5℃になる日が多いので夏は小屋裏のエアコンを主に使う。
   小屋裏エアコンを25℃に設定すると、1階のリビングは30℃前後で推移する。
   風呂上がりなどはリビングのエアコンを一時的に追加してつけた。
   窓を閉め切れば(24時間換気システムは稼働)、工場の匂いは部屋に入らなくなった。
   外に出て初めて、化学品工場から匂いが出ていたことを知る日がある。



■新居の温度
 12月26日(日)お昼12時前後の各部屋の温度です。
 温度計の上段が外気温、下段が測定した室温です。

1)リビング・・・20.0℃
   1012260015

2)1階トイレ(北側)・・・19.6℃
   1012260016

3)1階風呂場(北側)・・・19.5℃
   1012260017

4)1階洗面所・・・19.5℃
   1012260018

5)2階トイレ(北側)・・・19.3℃
   1012260019

6)2階子供部屋(南側)・・・19.4℃
   1012260026

7)2階和室(南側)・・・19.7℃ 
  東南の部屋で午前中からの日当たりがよかったためか。
   1012260027

8)小屋裏・・・19.6℃
   1012260029

9)玄関・・・20.2℃ 蓄熱式暖房機の近くのため
   1012260030

・1℃弱の温度差なので、全ての引戸を開け放せます。
 (部屋の個別暖房はしません)

・引戸やドアで仕切らないので、狭い家でも広く感じます。
 (気分的にも大きなメリットです)

・室内の移動が苦になりません。

・寒い廊下を通ってトイレに行く事はなく、ぞくぞく・ピヤピヤしながら服を脱いで風呂場にはいることもありません。
 (赤ちゃんや子どもの服を脱がせてお風呂に入れたり、お風呂から出して脱衣所にちょっとの間安心して置いておけるので楽です。寒くないし、脱衣所に暖房器具が無いからやけどの心配が無い)

・トイレの便座ヒーターは冬も切っています。

・エアコンの暖房はほとんど使いません。

・日中、カーテンを開けて日差しを取り込むと、1℃弱、室温が上がり助かります。
 また、床も一時的ですが暖かくなって足の裏が気持ち良いです。

★例えば、コタツを使いたくなったら、蓄熱式暖房機を弱めて屋内全体の室温を下げればよいのです。

★高断熱・高気密の家は、暖かさ・涼しさを維持するか、暖房を弱めたり窓を開けたりして外の温度に近づけることもできるという、選択肢が増えるということです。

★暑がり・寒がりの人ほど、比較的室温をコントロールしやすい高断熱・高気密の家を体験するのがよいかもしれません。

☆あえて困ったことを挙げれば、
 ・ひんやりした場所に置きたい野菜や果物の置き場に困る。
  例えばリンゴやミカンを箱で買ったorもらったとき、賃貸マンションでは玄関に置いていた。
  →勝手口近くの外に、食料庫を置けばよいのですが。



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コメント

たかおさん、私のブログにコメントいただき、ありがとうございました。

とても住み心地が良さそうですね。
我が家の暖房はエアコンなので、風が気になります。

暖吉君、うらやましいです。高高住宅の利点をフルに活かそうとすれば、暖房はやはり蓄熱暖房機ということになりますね。

たかおさんからコメントいただいた湿度の件についても、湿度10%のお宅との比較などを含めて記事にしていただけるのを楽しみにしています。
 (やはり、たかおさん宅は室温20℃前後と低めに設定されているんですね。)

 → http://sea.ap.teacup.com/kokko/357.html

投稿: kokko | 2010年12月29日 (水) 09時22分

kokkoさん。こんにちは。
①蓄熱式暖房機は、ガンガン暖めるようにはできていないのと、②エアコンや電熱式の暖房機で(たとえば)25℃くらいまであげられないこともないと思いますがボーっとしてしまいそうなので、
我が家では20℃くらいまでにしています。
もちろん、電気代の節約もあります。

冬の乾燥や結露についても、住み心地シリーズとしてブログに書く予定です。

投稿: たかお | 2010年12月29日 (水) 20時20分

こんにちは!!!
なるほど、新居に引っ越して最近の高気密高断熱を実感すると賃貸には戻れませんね(笑)

困ったものとして、乾燥しすぎないですか?
以前住んでいた賃貸は結露が凄くて、その分適度に湿気もあって喉をやられる心配はありませんでした。

投稿: ノリスケ | 2010年12月30日 (木) 15時22分

ノリスケさん。こんにちは。
過乾燥は、冬、晴の多い地域の高気密・高断熱住宅では共通の話題のようです。
湿度はいろいろな要因が複合しているらしく、それぞれのお宅の条件で変わってくるようです。
記事書きましたので、よろしかったら見てください。

投稿: たかお | 2010年12月30日 (木) 22時52分

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 前回の記事で考察したとおり、高気密高断熱の住宅は従来の気密性の低い住宅より過乾燥になりやすいということが分かりました。  では、過乾燥を防ぐ対策としてどのような方法があるのでしょうか?  高気密高断熱住宅の住まい方について参考とすべきは、やはりその先進地、北海道の皆さんの生活の知恵だろうということで調べてみました。  それでは、ここで問題です。  次の乾燥対策のうち、北海道で最も一般的に行われているのはどれでしょう?  1 洗濯物の室内干し  2 ナベ・ヤカンの水蒸気利用  3 加湿器 ... [続きを読む]

受信: 2010年12月29日 (水) 09時24分

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