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2010年9月14日 (火)

梁と桁の違いは?

本物大好きさんの日記」で知り、読んだ本です。

「今さら人には聞けない木のはなし」林 知行 著
日刊木材新聞社のホームページからのみ、購入できます。
 一般販売して欲しいですね)

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家造りの本ではないのですが、木に興味のある方は、是非とも読みたくなるでしょう。
50の話題がありますので、紹介しすぎないように、いくつか見てみます。
★部分は私の感想です。


【その40】梁と桁の違い
 ★家造りの入門書を読んでいて、どうもこの違いが理解できませんでした。
  本書での説明は、明快です。
 屋根の三角形が見える側が「妻」側。「妻」側の柱の上で横に組むのが「梁」。
 「妻」とは逆に屋根の三角形が見えず屋根が見える側が「平ひら」。
 「平」側の横架材が「桁」。
 橋桁の「桁」。
 三十三間堂は桁方向に延ばしていった建物。


【その3】木の年輪幅は本当に南側が広いのか
 ★う~ん。どうでしょう。一体誰が広めたんでしょうね。

【その1/14】板目板が反る理由/木材の収縮率が放射方向と接線方向で異なる理由
 ★板目の板の反る理由・原理が、難しかったですが分かりました。

【その6】木材の含水率が一般人の思いつく含水率と異なる理由
 木材の含水率は、木材がカラカラの重量を基準に(乾量基準含水率)計算する。
 木材=全乾の木材(カラカラ)+含有水分 のとき、
   乾量基準含水率=含有水分/全乾の木材(カラカラ) ←こちら
   湿量基準含水率=含有水分/[全乾の木材(カラカラ)+含有水分]
 この理由について書いてあります。

【その11】樹木は生きているのか
 樹木の細胞が隅から隅まで生きているわけではなく、むしろ死んでいる細胞が多い。
 ★私が思いをめぐらして感動したのは、木は死んでいる部分と一体化しながら、
   養分が不要な死んでいる部分の機能を利用して、生存競争に挑んでいること。
   人ならば、髪・爪・歯などの細胞が死んでいたとしたら(知らないんです)
   それと同じ事なのかなと考えていました。

【その20】人は死んだらどうなるのか
 炭素の循環の話です。
 斎場から放出されたCO2を、植物が光合成で取込み、例えば野菜になったら
 それを食べた私は、亡くなった父の炭素を取り込んで、
 体の一部にしているかもしれません。
 輪廻でしょうか。深いですね。

【その23/27】辺材と心材/未成熟材と成熟材
 死んで心材になるとき、蓄積していた養分を防腐・防菌効果の高い物質に変える。
 また、水の通り道を塞いでしまう。この理由も書かれていますが、奥が深いです。

【その33】木の何がすごいのか
 光合成を軽々とやってのけるすごさ。
 (動物にはある)目も神経も脳もないのに、外界を捉え変化に対応している。

【その35】樹液の流れる音は聞こえるのか
 ★う~ん。どうでしょう。

【その36/42】タケについて/イチョウ・ソテツ・タケ・ヤシは針葉樹か広葉樹か

【その37】木材を一旦分解し、それを再構成して木質材料を作る理由
 たて継ぎ材、集成材、合板、LVL(単板積層材)、パーティクルボード、ファイバーボードの製造工程が簡潔に図解されています。

【その39】合板(プライウッド)の何がすごいのか
 ★無垢材好きの方も、合板への理解を広げられるかもしれません。

【その46】建築士はいつどこで「木材」を学ぶのか
 現場での実践で学んだり、独学の方が多いそうです。
 特に大学の建築学科では一級建築士の受験に必須とは言えない木材学に、時間を割きにくいそうです。
 また、建築材料学の教科書における木材関連の記述に間違いが多いとのこと。

【その49】木材利用の意義を若者にどう伝えるか
 若者には、木を伐採して使うことは、環境破壊だとの意識があるとのこと。
 【その3】の話題で、「つかみ」をとって、炭素の固定化に話を向けるとのこと。

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受信: 2010年9月14日 (火) 11時33分

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