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2009年8月

2009年8月24日 (月)

エコキュート・基礎のトップコート(ブログ休み明け)

夏休みついでに、ブログ休みしていましたが、ぼちぼち始めます。

前回からの工事の進み具合は?

■エコキュートの設置
 北側に設置です。
 土地が狭くあまり余裕がないので、コロナのスリムタイプです。
 スリムにするためにお湯をためる缶を2つに分けています。
 (その分、年間給湯効率(APF)という値が3.0で、1缶式の3.1よりわずかに劣るようです。プレミアムエコキュートというシリーズは3.5です。)
 コロナは家庭用エコキュートを、東京電力・デンソーと最初に開発し販売したそうです。
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■基礎のトップコート
 基礎のコンクリートの外側に50mmの基礎断熱材があり
  ・4月2日の懐かしい写真
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  ・最初に素材の異なる2層を塗り
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  ・最後にトップコートが塗られました。
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   周りをスコップで掘ったのも、3層目を塗ったのも、左官のIさんです。
   暑い日だったのでお疲れ様です。
   コテのパタンを付けるか、フラットにするかIさんに突然聞かれ、フラットにしました。

●24日夜、障子の桟が見えたので、建具屋さんが入ったようです。また電気の計量器が付いたので電気屋さんも入ったようです。

●今、選んでいる物
 ・照明
  カタログと格闘しています。今月末までに決めると決心。
 ・外構
  まず形を決めています。最小限の外構工事(コンクリートを打つ)で見積もってもらい、その後、予算を見ながらいろいろな素材でデザインしてゆく予定です。
 ・食器棚(カップボード)
  先週、鎌倉のショールームに無垢のパイン材の食器棚を見に行き見積もってもらいました。タモやナラなどでは全て無垢材にすると高価なので、パイン材です。
  分業でなく、一人の家具職人が完成まで造るそうです。
  残りの予算しだいですが、有力候補です。

  ♪せっかくなので、江ノ電で鎌倉高校前駅で降り、
   砂浜で素足になって子供と海を感じてきました。
   定番の豊島屋の鳩サブレも買いました。
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2009年8月12日 (水)

「毎日ボートマッチ」は画期的だ (お盆休みにつき)

お盆で工事は一時休止です。

毎日ボートマッチ(えらぼーと)とは、20のテーマについて選択肢から自分の信条と最も合う物を選んでゆき(最後に必要に応じてテーマごとに重みづけをし)、政党や選挙区候補者への質問回答との一致率が表示されるものです。

皆さんの考え方と一致する割合が大きい政党や小選挙区候補者が誰かがわかります。

短絡的だとか、安直だとか、テーマに偏りがあるだとかの欠点や批判はあるでしょう。
しかし、各候補者や政党へ事前に求めた回答の生かし方として、一人一人の有権者の考えと比較して一致度を見えるようにした点で(外国では同様の仕組みが実施されているとのことですが)、画期的だと思うのです。

私は、20のテーマの重みづけをしない場合、二人の選挙区候補者のうち、一方の候補者と70%の一致度でした。

暫くして気づいたのですが、結婚情報会社が行う、結婚相手を選ぶ際の趣味や考え方の設問で高い一致度の人同士を合わせる方法に似ているなと思いました。

是非どうぞ↓

house毎日.jp トップページから 毎日ボートマッチ(えらぼーと)をクリックします。

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2009年8月10日 (月)

食器棚どうしようか

 8月9日(日)に、食器棚(カップボードっていうのか?)を探すために、まずはキッチンのショールームに行きました。家本体の見積もりに食器棚が含まれていますが、他に気に入る物があるか探したいという意図です。
 事前にネットで調べて2社に行きました。3歳と6ヶ月の兄弟を連れているので2社まわるのが精一杯でした。(我が家は車が無いので、電車と歩きです)
 →「おんぶして~」となったり、3時すぎると眠くなったり。

・クリナップ(西新井大師)
 引き戸タイプ、開き戸タイプ、一番下の段は踏み台になり高い棚の食器を取れるようになっていて、さらに踏み台のフタを開けると収納できるようになっている。
 →機能面では十分だけど、素材の割にはカタログ価格とはいえ高いと感じてしまった。SSシリーズの食器棚は引き出しの底板にステンレスが張られている。

・サンウェーブ(綾瀬)
 引き戸タイプ。目立った特徴はありません。
 →一見したところでは、クリナップの方がよく見えました。が、素材面では底板がステンレスではないくらいの違いで、大差無いように見えた。
  クリナップより安いが、家具屋さんと比べるとたぶん相当高い。


・引き出しはキッチンと同じようにスーッと閉まる仕組みがついていたり、引き戸も閉め切るときにカクンと止まるような部品が付いていたりするのが、家具屋さんの食器棚との違いとの予想です。

※そこで、家具屋さんも見るべきとの夫の結論。果たして妻は?
  →妻も同感だそうです。

※8月8日(土)に足場がはずれ、9日(日)に現場で外構工事の打ち合わせをしました。
 後日ブログに。

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2009年8月 7日 (金)

クロス張り、ベランダ笠木など(着工後150日)

きのう、8月6日にクロスの下地が始まっていました。
今日、15時に現場に行くと、クロス張りの職人さん二人が休憩中。
お茶(ペットボトルですが)を差し入れしました。若いお二人でした。

■1階の畳コーナー
 ・クロスが張られていました。(写真は窓の明るさに合わされ暗く写っています)
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 ・部屋の明るさに合わせました。
  白の無地です。
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■2階 子供部屋も張られていました。
 ・シリーズの中で、キッズ向けの2種類から明るい方を選んだのですが。
  落ち着いた感じです。
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 ・近づいて見ます。
  窓枠とお似合いでしょうか。
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 ・塗り壁以外の壁の内装材のこと
   紙のベースに綿・麻・レーヨンの糸を織ったものが貼り合わされています。
  商品名は「すっぴんクロス」です。糊は「こむぎちゃん」というでんぷん糊です。
  昔のクロスにありましたねと依頼先の(株)横田建設の社長さんが
  設計の打ち合わせの時にサンプルを見て話していたのを思い出しました。
  
   塗り壁以外の壁の素材を何にするか、大いに迷い探しました。
  無垢板の腰壁もいいですよね。
  うちは物を置いて隠れてしまいそうな感じがしたのと、
  自分自身が慣れていないので落ち着かないかもしれないとの予感。

   クロスって元々は布だということに、内装の本を見て気づきましたが、
  洋館の壁に貼るベルベットのような厚みのある外国製のクロスは
  べらぼうに高いし、デザインが花柄などそれなりに派手。
  そこで、落ち着く感じを求めて探し当て・選びました。
  商品の詳細は以下ホームページにあります。
   『すっぴんクロス』 



■ベランダ笠木
  サッシ、シャッター、破風、水切りを「白色」にしたのですから、
  やはり白を選びました。いたってシンプルです。
  「布団はさみ」が掛けやすそうです。
  (青いのは保護シートだと思います)
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  よく見ると足元は透明のFRP処理のままですが、
  ベランダの床の色も選んでますので、もうすぐ施工されると思います。

   地上波デジタルのアンテナも取り付けられました。
  でも、うちはまだブラウン管のテレビでアナログ放送を見ています。
  (BSチューナーでハイビジョン放送は見ています)
  エコポイントが付くとはいえ地デジテレビを買うと、今の32インチのブラウン管の
  置き場が無いので、チューナ(ブルーレイレコーダ)を買おうか、迷い中。
  また、電気代はかかるかもしれませんがブラウン管の方が映像がきれいに見える感じがするので、薄型テレビに手が伸びにくいのです。  

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2009年8月 6日 (木)

雨樋、エアコン室外機用配管、屋外コンセントなど(着工後149日)

8月4日から6日朝までの写真です。

夏休みで子供と出かけて遊ぶことになり、昼間現場に行けなかったのでまとめています。

■小屋裏エアコンの室外機用配管
  色は雨樋の色と近い色を指定しました。ベージュです。
  サッシやシャッターに合わせて真っ白にすると目立ちすぎるかなと思ったためです。
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■電力計カバー
 玄関左に取り付けです。
 上の写真にも写っています。
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■屋外コンセント
  無いと不便だとのことで付けて頂きました。
  電気を使う道具などで使うのでしょう。
  車を持たないのでその用途はないが、DIYでの電動工具で使うのかな。
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■雨樋
 目立たせたくなかったので、サンプルから外壁の色に一番近いものを選びました。
 目立たせてデザインに使うお宅もありますね。
 ベランダの排水口と合流しています。
  ・南東から
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  ・北から
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 ◎切妻なので、雨樋の掛ける場所が少なめですね。
   玄関の庇にも付けられました。

 ※今日8月6日はクロスの下地づくりが進められていました。
  また、ベランダ笠木が取り付けられていましたので、明日、記録します。

○今日8月6日の広島原爆の慰霊祭をNHKの生中継で見ました。(夏期休暇をとっているため)
  広島市長さんの演説に心打たれました。
  国連に関する具体的提案もあり、静かな語り口であるけれども、この世代での核廃絶を心から訴える気迫が感じられ、また世界全体の市民参加・市民活動を念頭に置いた話も含まれ(例えばバングラデシュのグラミン銀行)、この後の総理大臣の言質を取られないような作文のスピーチとはえらい違いでした。

  世界から五十数カ国のマスコミが現地で取材しているそうなので、この絶好の機会をなぜ総理大臣は生かせないのか、がっかりです。
  houseこの前のブログに1国のリーダについて書かれた本のことを書きましたが、被爆者やその家族や関係者と日本国民に対する共感が少ないからでしょうか。

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2009年8月 4日 (火)

空気もおいしい草加のお煎餅やさん

夏休みなので、家族で電車で二駅乗って、お煎餅やさんに行きました。
埼玉の草加なので、家族経営のお店から、工場のある会社までいろいろなお煎餅やさんがあります。

今日はその中から空気もおいしいお煎餅やさんに行きました。

■手焼き体験の設備があります。
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 ・かき氷とせんべいソフトクリームを食べました。おいしいです。
  他に軽食もあります。

 ・沢山のお煎餅が陳列してある建物にはいると、
  お煎餅ではなく、木のかすかな香りがします。
  前に入ったときはもっと杉の匂いがしたような気がします。
  
  お店の中は空気が爽やかで居心地がよいです。
  周囲にカウンターテーブル、中央に樹齢800年以上だそうですがケヤキの分厚いテーブルがあります。
  しばらく休んでいました。天井が高く自然素材に徹している建築のためか、
  お店の中とは思えない空気の良さです。

■買いました。
 ・おこげは、試食しておいしかったので買いました。
 ・天晴は、少々高いのですが十分価格に見合ったおいしさです。
  有機栽培のお米と、醤油にもこだわっているようで
  炭火手焼きです。炭のかすかな匂いがして噛むごとにお米の味わい深さが楽しめる感じです。
  1枚食べるとおなかがふくれます。ガチガチに堅いお煎餅ではありません。

  (左)八穀おこげ (右)天晴(てんはれ)
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  ・ほんとは、赤ちゃんのおしゃぶり用のお煎餅などいろいろ買いました。

 ◎空気もおいしいお煎餅やさん
  house山香煎餅本舗

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2009年8月 1日 (土)

外壁塗装完了→外観現る(着工後144日)

8月1日、今朝現場へ行き、W塗装さんに破風の色を指定しました。雨樋サンプルの色からミルキーホワイトでお願いしました。

夕方6時頃、現場に行くと、Wさんのお父様と二人で、塗装の確認と仕上げに細部を細かく塗っていました。
養生ははずれ、網もはずされていたので、外観がふたたび現れました。

■周りと比べて、かなりの存在感です。他のお宅が白系統か、薄めの色づかいですが、うちは違います。きっと、近所の評判になっていることでしょう?
 でも、きれいですよね。
 黄色というより、からし色かもしれません。
 妻は気に入ったようです。白の部分が、「かわいらしい」と。
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■塗装のWお父さんが破風の色は茶色より白にして良かったですよとおっしゃっていました。私や薄茶にしようかと迷っていたのですが、白の方がすっきり軽快で、屋根のアイリッシュグリーンが引き立ち、良かったです。
 ズームして撮りました。
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■玄関のある西側です。
 4つ見える霧除けに葺かれているアイリッシュグリーンも良い感じに見えました。
 6時過ぎまで、全体を隈無く確認されていたW塗装のお父さんと息子さん、ありがとうございました。きれいに仕上がりました。
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■色の力 (出っ張る色)
 塗装のWお父さんに感想を聞かれて、最初見たときはサンプルに比べて実物の家は大きいから、圧倒されました。と答えたのです。
 後から振り返ると、大きさも関係ありますが、色そのものに力があるように思いました。
 だから圧倒されたのだと。

 一晩寝てから気づき、ネットを検索しました。
 膨張色・収縮色、進出色・後退色 というものです。
 色については専門ではないので、あくまで、見た目の感覚で書いています。

 ・背景が黒---明るい色が出っ張って見えます。
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 ・背景を屋外に近づけて薄い黄色にしてみると、白は埋没し青が飛び抜けて見えます。
  黄色もそれなりです。
  色のコントラストの違いが影響しているようです。
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 ・背景を中間の灰色にしてみました。
  写真の露出を決める中間の灰色に近いかもしれません。
  どの色が突出しているという感じはしませんが、
   ①明るさで見ると、白・黄色
   ②色の濃さ-鮮やかさで見ると、青・黄色
  が目立ちます。
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●この後は、アンテナ工事と、クロス貼り、建具、電気工事、内部の給排水設備工事(キッチン・トイレ・洗面台)、玄関土間・ポーチのタイル工事が残っていると思います。
 和室の襖紙は妻が可愛らしい絵柄を選んだので、楽しみです。
 クロスも畳もこれぞと選んだものなので、楽しみに待っています。
 そろそろ、照明器具を決めなければです。 エアコンもありました。
 外構工事は門の付近は先に行いたいですね。だったら決めなければです。



○今日のとり
 ・町内で盆踊りがありました。
  35年くらい前、団地に住んでいたときは、子供も輪になって「オバQ音頭」を踊ったものですが、いまは「ドラえもん音頭」「アラレちゃん音頭」になっていますが、踊っている子供は少ないです。皆、屋台の方に夢中になっていました。

 たかおは小学校の運動会で、「秩父音頭」を教頭先生から習って踊りました。
 埼玉ですね。
 秩父(長瀞)の岩肌の絶壁を、両手を前に出し、肘を曲げて腕を縦にして表現したり、空を飛ぶように腕を横にしてトビを表したり、意味を教えてもらいながら踊りました。だから今でも印象に残っています。
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 ・埼玉の戸田橋と荒川をはさんで向かいの板橋で花火大会がありました。
  (2つの花火大会が合わさって規模が大きくなるので有名です)
  現場の近くに住んでいる賃貸マンションの5階から見えました。
  高圧鉄塔の左下に小さく見えます。
  (草加公園でも花火大会があり、家の窓から見えました)
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「国をつくるという仕事」->あなたも世銀の株主

家造りの本ではありません。

国づくりの本です。
そしてリーダーのひととなり・息づかいが聞こえてきそうな、世界が身近に感じられてくる本です。(写真左です。 写真右の本は今日のブログの最後に書きました)
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著者は、米国プリンストン大学経済学部から世界銀行へ転身し、主に南アジアの貧困を撲滅するための施策に、世銀の融資が有効か判断しチェックする仕事に就きます。

そのような国では(日本でも言えることですが)、リーダー次第で良くも悪くもなってしまうとのことです。

世界銀行が世界中の国から調達する資金について、国際法上では加盟国の国民が株主とのことです。つまり皆さんも世銀の株主とのことです。

株主は黙っていてはいけません。世界銀行がきちんと仕事をしているか、融資のお金がピンハネされていないか。

著者は融資前の調査などで、その国の実態を把握するために、意識的に一番貧困な村を訪れ、草の根をまわります。それからリーダーに会います。

例えば、パキスタンのムシャラフ大統領。
「我が国が抱えるリスク、それは貧困に尽きる」と会談の冒頭で発言したとのこと。
分かっているリーダーです。
さらに、消費税導入の会議の席上、大臣がインフレになると反対発言すると、
「君、消費価格の一時的な上昇とインフレを取り違えてはいけないよ」と諭し、噛み砕いて大臣に教えたとのこと。
会議後、傍聴していた著者が、経済学者でさえ間違えることをどうして将軍(当時)が?と聞くと、財務省と中央銀行総裁が代わって次のように答えた。
「インフレの意味がどうしても分からないから教えてくれとボスが言うので、昨夜6時間も猛烈ゼミをやったんだ。おかげで今日は寝不足。でも大統領、これで合格です。おめでとう」
著者はこれを聞き、指導者こう在るべしと心底うらやましかった。とのことです。
→私は、指導者の立場にあっても、経済の基本的事項がどうしても理解できないと言って教えを乞うところが、自分の立場よりも国民のために理解しなければいけないと恥ずかしがらずに真剣に学ぼうとする姿勢に、涙したのでした。

例えばブータンの雷龍王。
 
この本を読むと、特にブータンという国はリーダーに恵まれてうらやましくなります。(翻って日本を思うから)
国民総幸福量(GNH)の概念で国づくりをすすめています。
インドの北東、ブータンとの国境近くに2つの武装過激派組織が活動拠点を拡大していることに、インドとの国交を重んじるブータンでは、国会でも煩雑に取り上げられ、武力で一掃せよと憤る議員に対して、ワンチュク雷龍王四世は仏教の慈悲の精神・殺傷禁断の戒を説いた。
過去十数年間、南部をことあるごとに視察し熟知し、6千人もいない軍隊での戦略とはいかに、と考えた末、短期・殺生禁断で、国王自ら最前線に立ち、知り尽くした土地で戦いを有利に進め、3日間で掃討したという。ここでの「戦略」とはいかに戦いを略すか・・・いかに戦わないかだったという。

終章にリーダー論が田坂氏によって書かれています。
少し長くなりますが引用することにより、この本のすばらしさが伝わればと思います。

-----引用はじめ-----
その西水氏(著者)が描く、様々なリーダーたちの姿。
草の根の人々に対する深い共感を抱き、恵まれぬ人々のために社会を変えようと願い、
敢えて困難な道を選び、現実との格闘を続ける、様々なリーダーたちの姿。
もし我々が、それらのリーダーたちの姿を見て、胸を熱くし、感動し、涙を流したならば、
それは、我々が、この書を通じて、大切なことを学び、掴んだことを意味している。

リーダーシップの原点。

そのことを、学び、掴んだことを意味している。

なぜなら、リーダーシップの原点とは、何よりも、人々に対する共感、だからである。

真のリーダーシップは、必ず、
人々に対する共感を、原点としている。

それが職場であるならば、部下に対する共感。
それが企業であるならば、社員に対する共感。
それが国家であるならば、国民に対する共感。

その共感無しに、いかなるリーダーシップも存在しない。

------中略------------

なぜ、この日本という国には、
数々のリーダーシップ論が溢れているにもかかわらず、
真のリーダーが生まれてこないのか。

たしかに、この国には、様々なリーダーシップ論が溢れている。
しかし、残念ながら、それらは、
単なる「知識」としてリーダーシップの心得を語る論、
手軽な「マニュアル」として、リーダーシップの技術を語る論、
さらには、いかにすれば部下や社員、人々を動かせるかという
「操作主義」に彩られたリーダーシップ論が大半である。
そして、それらの多くは、
リーダーシップを発揮しなければ、仕事が進まない、
リーダーシップを学べば、人生に成功できる、
リーダーシップを身につけて、多くの人々を動かしたい、
そういった、「自己の願望」から発するリーダーシップ論に他ならない。

しかし、こうした「自己の願望」から発するリーダーシップは、
「他者への共感」から発するリーダーシップとは、似て非なるものであり、
その自己中心性と操作主義がゆえに、必ず壁に突き当たり、
そこからは、決して、真のリーダーは生まれてこない。

リーダーシップの原点は、人々に対する深い共感である。

そのことは、実は、我が国においては、古くから語られていることでもある。

その真実を教えてくれる、素晴らしい言葉がある。

千人の頭(かしら)となる人物は、
千人に頭(こうべ)を垂れる人物である。

すなわち、
千人の人々のリーダーとなる人物は、
千人の人々への深い思いと共感を持つ人物である。

------中略------------

では、「共感」とは何か。

それは、「自分の姿」を見る瞬間のこと。

いま、目の前で悲しみ、苦しみ、孤独の中にある一人の人間。
それは、実は、自分の姿。

もし、この世に生まれてくるとき、何かがわずかに違ったならば、
自分がその境遇に生まれたのではなかったか。

ほんのわずかの偶然が、
相手と自分の人生を分けただけではないのか。

されば、いま、目の前にいる相手の姿は、自分の姿ではないのか。
この世界の不条理の中で苦しむ一人の人間の姿は、実は、自分の姿ではないのか。

我々が、その思いを抱くとき、そこに「共感」が生まれている。

-----引用おわり-----

●日本のリーダーは?
 私は民主党の党員でも支持者でもありませんが、
 『友愛』は「共感」なのでしょうか?

■家造りとの接点
「国をつくるという仕事」で、インドの章の266ページに

森の民から教わった。「樹液は月が吸い上げる。満月の夜はユーカリが香る。」たしかに満月の満ち潮のころ、庭を渡る風にその香りを聞く。

という文を見つけました。
ということは、反対に、新月の頃は樹液が吹い上がらない?
これって新月伐採の話に関連するのでは?
ということで、なんとか
「木とつきあう智恵」という新月伐採の木は狂いが少ない事実を描いた本に結びつけました。
「木とつきあう智恵」の本については、2008年10月31日のブログに感想を書きました。

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