石膏ボードの張り方(着工後98日)
6月16日の工事後、17日(水)朝7時の様子です。
■構造材で唯一の集成材の梁が、石膏ボードで半分隠れる前に写しておきました。手前から一番奥の掃き出し窓まで伸びています。3間(5m50cm近く)あります。高さ(成)は36cmです。
■お風呂には入り口からバスタブまでL字型の手すりを付けました。(腰痛持ちなのでいざというときのためです)
■2階の子供部屋に石膏ボード(12.5mm厚)が張られ、大壁なので、残念ながら桧の柱が隠れました。
■もう少し西側に寄ってみましょう。窓の上には張っていません。ここにはカーテン工事のために下地の木材を入れているのでそれに合わせて「スーパーハード」という硬い石膏ボードを張るとのことです。今張ってあるピンクのボードは「ハイクリンボード」です。いずれも吉野石膏です。現場から1km程南に草加工場があります。そこで作られたのかもしれませんね。
■今日のタイトル「石膏ボードの張り方」です。
窓枠の角に石膏ボードの繋ぎ目が来ないように張っています。下地として、窓枠と接する部分が動いたりして弱くならないようにとのこと。塗り壁にするならばドア枠の角の部分では同様な張り方必要です。塗り壁体験会でも同じ説明がありました。ドアをバタンと閉めても繋ぎ目がない方が強いためです。
この子供部屋はクロス貼りですが、写真のようにボードを張ってもらっています。将来塗り壁に換えようとしたときも安心です。
■断熱材を電気工事の線が貫通している部分は穴をコーキング材で塞いで気密を保っていました。電気屋さんはこれをしないらしいので、大工さんが塞いでいます。
■2階から小屋裏への階段の寸法を前回の写真に書き込みました。
上り下りに無理はありませんが、下りるときは手すりにつかまった方がよいかなと多少感じる程度の勾配です。踏み面がもう少しあるとゆったり感じるかもしれません。でも小屋裏への階段なのでそこまでは不要です。
1階から2階への階段が完成したときに、また寸法と上り下りの具合を書きます。1-2階の階段は、一人で間取りを考えていたときから怪我の無いようにと重要視した場所なので思い入れがあるんです。
●コラボレーション
窓枠やカーテンボックスなどの造作材として購入した木村木材工業さんのカナダツガは、柾目が大きくとれるので薦められていました。その木村さんが無垢フローリングの木魂さんと協業してカナダツガの柾目フローリングを製造し、木魂さんで販売することになったようです。柾目のフローリグ材って見かけないですよね。
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コメント
柾目のフローリングと聞いてこれを思い出しました。
http://laserdiode.blog100.fc2.com/blog-entry-608.html
桧の柾目です。すごく綺麗でしたよ。
投稿: おきらく旦那 | 2009年6月18日 (木) 08時15分
大壁で柱が見えなくなるのはちょっと寂しいですね、仕方が無いことでしょうけど。
電気屋さんにとっては気密はあまり考えていないって事なのですね・・・でもね。
おお階段の寸法気になって我が家も測ってみましたが、同じ寸法でした。
標準でのそ寸法にしているって言っていた気がします。コレなら安心?
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投稿: らんとし | 2009年6月18日 (木) 21時29分
おきらく旦那さん こんにちは。
桧の柾目の床を見ました。これは能の桧舞台のようですね。実際に見たらため息が出そうです。
この家の旦那さんは、大工さんと木材商に買い付けに行ったのでしょう。
昔は旦那が工務店主・棟梁をつれて材料を買いに行ったと言うことをどこかで読んだことがあります。それが「旦那」なんでしょうか。それには建築・文化の教養・知識や何と言ってもお金が必要ですね。
投稿: たかお | 2009年6月18日 (木) 23時39分
らんとしさん こんにちは。
大壁の子供部屋の隣は、真壁の和室なので、こちらで楽しみます。当初の設計では真壁ではなかったのですが、設計のAさんにどうしましょうか?と改めて聞かれて、思わず「真壁にします」と心の奥底に押し込まれ抑圧されていた欲望がふっと出てきて変更になったのです。やっぱり一度は素直に希望・欲望を出して、だめなら納得してあきらめなければ後悔しますよね。設計のAさんに感謝です。
投稿: たかお | 2009年6月19日 (金) 00時05分