« 家造りスケジュール概要 | トップページ | 地縄・GL確認(基礎の高さ) »

2009年2月21日 (土)

あたり前の家

私がよくおじゃまするブログakehomeさんから、家造りの本として紹介してもらったものです。

この本は、ひと呼吸おいて、今の家の造り方を見直しませんか、自然素材はいかがですかと語りかけてきます。

副題にあるように「石油化学建材に頼らない、長く使える家」というのが目指す方向ですが、ゼロにはできないのでなるべく減らしてはというものです。

協賛している建材会社や取り上げた素材に偏りがあるのは仕方がないですが、「そうだよね」とうなずきながら通勤電車の中で読みました。

0902210011

 それを実現されたakehomeさんのお宅の完成内覧会(越谷の大袋駅から行きました)に、今日おじゃましてきました。床は吉野桧の無垢フローリング・腰壁と天井のほとんどは桐材・壁は珪藻土(部屋により微妙に異なる色を使いコテの塗りパタンも変えて)です。ロフトの天井や壁は杉板張り。2階とロフトの柱の一つは和室の床柱に使う桧の柱をしつらえてあり、建て主さんの注文ですか?とアドバイザーさんに聞くと、社長さんからのものだそうです。玄関に大黒柱として7寸のケヤキ柱、階段の踏み板と蹴込みは無垢のケヤキ(確かケヤキは埼玉県の木だったと思いますと案内してくれたアドバイザーさんと話しました)。また、うちも使う予定の収納の3枚引き戸があり、これは大きく開いて便利ですよねとアドバイザーさんと話しました。廊下は建設会社さんの基本方針でメータモジュールだそうで広めでした。階段を上がりきったところの2階ホールの照明は建て主さんが選んだ可愛らしいものでしたし、2階洗面の左側の壁には、建て主さんが取り寄せたニッチというかガラスがはめこんである開き扉の収納が取り付けてあってどこにもない自分の家という感じがすてきでした。またステンドグラスも良い感じでした。とても気持ちの良い雰囲気なので本当はもう少し見ていたかったのですが、本当のお客様(わたしは依頼先を(株)横田建設さんに決めているので、今回、ご厚意で見せて頂いた)のじゃまになってしまうので失礼しました。

 お隣のうちも同じ建築会社さんで棟上げが終わったところで、構造見学会が同時開催されていました。大工さんの刻みだそうで桧や米松の無垢の木が良い感じでした。建築会社の社長さんと(私は依頼先が既に決まっていることをお話しした上で)少しお話しする時間があり、特徴を出さないと大手ハウスメーカーにお客さんが行ってしまうからとのこと。私の方は草加で地盤が良くないと話すと、このお宅もコンクリートの摩擦杭5mを使ったそうです。(うちは4mです)そんなこんなで十分特徴があり、地盤にもしっかり対応し、自社で大工さんを育成しているとのことですから、あとは、これから家を建てようという方が、私の依頼先の横田建設さんを含め、支払うお金が家造りで直接働く人と材料に使われ、注文住宅の醍醐味であるこうしたいという注文を吟味して実現してくれる建築会社さんと出会えるか、次第だと思いました。

にほんブログ村の注文住宅に参加しています。

クリックでカウントされます。→にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

|

« 家造りスケジュール概要 | トップページ | 地縄・GL確認(基礎の高さ) »

100 読んだ甲斐があった本」カテゴリの記事

コメント

ロフトの柱、ケヤキは県内の木・・初めて知りました(笑)
また造作材の会社までご存じとは、
かなり勉強されているんだなぁと驚きました。
今回の内覧会でほんの少しでも参考になれば嬉しいです^^
横田建設さんは初めて知りましたが、たかおさんの希望や
情熱をしっかりと受け止めてくれる工務店であるといいですね。
工務店には工務店の持ち味や価値観がありますよね。
HMの営業さんのように何でもソフトにこちらの希望通りに
対応してくれる訳ではありませんでしたが
(その分オプション代としてやってくる訳ですが^^;)
ネットや本で頭でっかちになりがちだった私に、実際に現場で
体感している大工さんや職人さんの意見は「確かに!」と
思えるものでした。家作りに正解は本当にないですね、
たかおさんのお宅が出来上がる過程を見るのを
私も楽しみにしております♪
来て頂いて、記事にまでして頂いて本当に有り難うございました!

投稿: akehome | 2009年2月22日 (日) 13時46分

こんにちは。訪問していただいたのをきっかけに、最初
からブログ読ませていただきました。
読書量がすごいです。本当に勉強されてますね~。

わたしもある程度は本やネットで予習して家作りをしたの
ですが、家作りを経験した感想としては、本で読んだ事と
実際に大工さんに話を聞いたことでは深みがちがうなーと
いうことです。
特に、営業さん、社長さん、学者さんなどの本にはそう
感じます。一般人の人の本はなおさらです。

設計士さんが壁の材質の件で記事を書いているとして、
どこまでその設計士さんが左官さんの仕事に精通して
いるのか…多分、ほとんど素人レベルということもあり
得るのだと思います。

それを本を100%鵜呑みにして、珪藻土が良いらしい!と
思っても、珪藻土もピンからキリまであるし、同じ材料
でも、施工の違いで仕上がりや長持ち具合が全然違って
くると思います。


あと、本の作者が意図した意味を正確に読者が把握
できているかというと、それも難しいと思います。
(複数の本を読むことで知識の補足は出来ると思いますが)
中途半端な知識をひけらかすのが良くないという意見は
本当にその通りだと思います。

…って、今更そんなこと言われなくてもわかってらっしゃる
と思いますけどね。


こちらのブログを読んで、「外断熱でも日当たりの関係で
庇を付けるべきじゃないの?」とこれまで思ってた事が、
そういえば、総二階、切り妻じゃないと、外張り断熱は
施工が難しくなるんだ…と、あらためて認識しました。
そういえばそうですね。目からウロコが落ちました(笑)。

我が家は予算の関係でグラスウールになりましたが、
棟梁はポリエチレンボードやセルロースファイバーも
興味を持たれてました。

でも、セルロースファイバーなんて特に、まだまだ施工
単価が高いんですよねー。予算的に断念しました。
(優先順位としては低いところだったので。)


長々と失礼しました。
応援ポチッとしつつ、また立ち寄らせていただきます。

投稿: おきらく旦那 | 2009年2月22日 (日) 17時38分

 akehomeさん コメントありがとうございます。私も設計段階でいろいろとお願いしましたが、水に弱い素材だとかで却下になったものもありますが、大方は設計に加えてもらいました。依頼先は工程を進めていく中、実際に現場を見ながら決定できる時間を持たせてくれるようで、これからも予算を考えながら注文したいことをお願いしてゆくと思います。
 玄関を入ったところの立派なケヤキの柱とコート収納がうらやましかったです。うちは狭いので市販のコート掛けを壁に後から付けられるように下地をつけてもらうことにしました。
 それから電車で行ったのは車を持っていないからなんです。ペーパードライバーだし。妻からは不便さを指摘されていますが。帰りは駅まで建設会社さんの車で送って頂いたのです。ありがとうございました。

投稿: たかお | 2009年2月22日 (日) 22時41分

 おきらく旦那さん コメントをいただき、またブログを見てもらってありがとうございます。本の知識は、何も知らないわけにはいかない。自分の家は自分が一番よく知っているようでなくてはという思いと、建設会社の社長さんと設計の方と話をしていて、もっと知っていた方がよいと思ったことからです。特に気密・断熱・換気については、どんな建て方をするにしても、そのことについて一度は考えて、自分の家はどうしようかと判断せざるを得ないと思います。夏でも夜になれば涼しい風が吹く恵まれた土地ならば、窓を開けて涼しい風を取り込むのがいいに決まってますし、エアコンがきらいな人は(わたしもそうですが)、多少暑くても外からの風をいかに取り込むかを設計の人と考えるのがよいと思いますし、その土地と建てる方によって、それぞれの幸せな家にしてゆくのだと思います。
 3月から着工する現場は本当に貴重な場所と時間で、会社なんか長期休暇して(無理なんですが)ずーっと見ていたいのです。ブログにも書いた建築雑誌のDVDで建築現場の各工程を追った映像でも楽しいのですから、自分の家となると、設計段階で色々考えて図面に仕上げてもらった計画が、実物の家に造られていくのですからそれは本当に貴重な体験です。一大プロジェクトです。
 外張り断熱の施工の家の形状による難易度は、しろうとの私にはわかりませんが、実際には総2階でないお宅が多いです。「外張り断熱はデザインの自由度が少ないですよ。うちならば自由にデザインできます。」といった語り口で営業してきた(ブログにも書きましたが)大手ハウスメーカがありましたが。
 うちは敷地が広くないのと予算などで総2階を選びました。
 切妻が良いのは(依頼先の横田社長も会社のHPでコメントしていますが)、雨仕舞いの関係です。雨漏りに気を遣う箇所が少ないからです。でも大工さんに丁寧に造ってもらえばよいという、結局いつもたどり着く結論になります。
 こうして、おきらく旦那さんのようにいろいろ調べて家造りするようになる建て主さんが増えると、依頼先を十分考えて決めるので(今でも皆さんそうだと思いますが)、自分と波長の合うきちんと丁寧な家造りをしている工務店にお願いすることになり、地道な工務店さんが報われることになりお互いハッピーですよね。気持ちよくお金を払うことができるとよいと思っています。

投稿: たかお | 2009年2月22日 (日) 23時31分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あたり前の家:

« 家造りスケジュール概要 | トップページ | 地縄・GL確認(基礎の高さ) »