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2008年11月

2008年11月29日 (土)

住宅ローン金利(固定金利タイプ)引下、地震保険料率引上

いずれも今朝の新聞のニュースです。

1)住宅ローン金利の引き下げ

うれしい。大手4行は0.05~0.15パーセント引き下げることを28日発表とのこと。契約段階・実行段階でも下がっていればよいが。

2)地震保険料率変更は納得いかない。

損害保険料率算出機構<http://www.nliro.or.jp/news/2008/081128.html> の28日プレスリリース。枠組壁工法(2×4など)・省令準耐火建物は引き下げ、外壁がコンクリート造の木造建物は引き上げ。金融庁の審査終了後実施なので、現時点では実施時期未定。

引き上げ金額は、既契約者の激変緩和措置で30%引き上げの場合は、埼玉県における保険金額1000万円の場合の年間保険料は13,600円(割引無い場合)の記載あり。新規契約についてはリンクのページの[基準料率表]の詳細説明PDFを読む時間がないのでここにかけません。すみません。

新築からの比較的短期間の実績しか見ていないのか、阪神淡路大震災や新潟などの地震から、当時比較的建てて間もない枠組工法の家が残っていたからか、大手住宅メーカーからの圧力か。しろうとながら結露で構造用合板の劣化が気になる枠組壁工法が優遇されるのは納得がいかない朝でした。

いったい我が家(まだこれから建てるのですが)はどうなるのだろう。そもそも地震保険なんかいらないか。火災保険だけにするか。

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2008年11月26日 (水)

晩秋の風景

今回は家の話は無しです。

週末に妻の実家に行ってきました。 2008_11230002 運河の堤防です。

のどかな運河です。

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運河を渡り、東京理科大の学園祭に行きました。Tさん懐かしいですか?これは薬学部の敷地です。

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同じ敷地内にケヤキの木が箒状の枝を伸ばし、葉が色づいていました。

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ケヤキの隣では、木の名前はわかりませんが並木が色づいています。

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「森の図書館」の近くで色づいていたイチョウです。

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近くではモミジが紅色で人々を誘っていました。

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2008年11月24日 (月)

何度も読み返した本

これまでのブログで既に書きましたが、その後も何度か読み返している本が写真の本です。

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いい家」が欲しい。・・・初版で家造りの方向性のきっかけとなり(かなりの衝撃とともに身の丈にあった家造りだと金額的に無理かな、とも当初10数年前の独身時代に思っていた)、3版で確信し、4版で空気と換気について考えさせられました。私自身は充填断熱(内断熱)が悪いとは思いません。ただ、満足のゆく家にするには、かえって施工が難しいのではないかと感じたのです。さっき読み返そうと思い、角に折り目のあるページを見ると(182ページ)、ガラスの選択で、東・南・西の三面は夏に配慮して日射遮蔽ガラスを用いる。北面には冬対策を優先して室内側の熱が逃げにくい低放射(Low-E)ガラスを用いることがポイントです。と書いてありました。次の本に解説があります。住み始めてからも暮らし方の参考に手にする本になりそうです。

スラスラわかる断熱・気密のすべて・・・これから家を建てようと考えている方は、いろいろな工法に迷う前に、まずこの本で基本的なところからおさらいするのがとても大切なことだと思います。

私が依頼した横田建設の横田さんが最初の平面図で、なぜドレーキップ窓ばかりを使うのか、その当時お話を聞いて半分くらいしか実感・理解できませんでした。今では適所に使えば便利な窓だと思います。”ドレー”が横に内開きで、”キップ”縦方向で上の方が傾いて開く二通りの開き方ができる窓です。

今改めてこの本の181ページを読むと、網戸が外側に固定できる(窓が内開きだから)。キップ開きにすると多少の雨でも通風ができ、泥棒にも入られない(最近の泥棒は焼き破りしてくるから油断してはいけないが)。キップ開きにしておくと横から見て逆三角の空間ができ、上部から室内の暖気が外に逃げ外部の冷気が下部から入ってくるとのことです。ドイツの家に行くと換気装置はありませんが、このドレーキップがあるそうです。風が無くてもこの温度差(高低差)をつくって換気してくれるそうです。

★遮熱Low-Eペアガラスについては183ページにあります。普通のLow-Eペアガラスは熱線選択膜が室内側のガラスの外側にコーティングされているのに対して、遮熱Low-Eペアガラスは外側のガラスの室内側にコーティングされているそうです。2枚あるガラスのどちらにコーティングするかだけで室内に透過してくる日射が半分近くになるように数値がでています。(Low-Eペアガラス日射取得率0.79、遮熱Low-Eペアガラス0.41) 「いい家」が欲しい。にあった記述と合わせると、東・南・西は遮熱Low-Eペアガラスを、北はLow-Eペアガラスをということだと思います)→図では、”エクセルシャノン”でgoogle検索し、[WEBカタログはこちら]ボタン押下で、「エクセルウインド」(全72ページ)の[WEBカタログ]をクリックして、10ページの下半分を見るとわかると思います。値段は相当高価だと思いますが、恐らく日本板硝子のスペーシアを使った窓ガラスも載っています。遮熱Low-Eペアガラスのペアガラスの間にアルゴンガスを封入し、内側のガラスは2枚のガラスの間が真空になっているものです。さらに窓枠には断熱材が納まっています。先ほどの[WEBカタログ]の最終35ページにあります。

★この本で窓の断熱については170ページから書いてあり、真空ガラスも175ページにあります。

★私が注目したのは、176,177ページの「断熱はカーテンや障子で」 の項です。障子の断熱性能が2重のカーテンでカーテンボックス付きとほぼ同等なのです。なので畳の部屋には障子をつけてもらうように横田建設さんにお願いしました。

★179ページには、「ヘーベシーベ」「パラレルシーベ」という言葉が出てきます。新宿のOZONEに行ったとき、無垢木材の断熱玄関ドアのお店があり、引き戸にはヘーベシーベが使われていて実際にいじってみました。なるほどこれで気密を高めるのかと感じましたが、私にとっては、毎日の開け閉めにはちょっと面倒な気がしました。どうしても引き戸という方にはヘーベシーベになるのでしょう。

★先ほどの遮熱Low-Eペアガラスの解説の続きで184ページに内付けブラインドはレースのカーテンより高い効果を見せますが、障子より効果が低いのが気になります。とあります。少し進んで、ブラインドは内付けにしてはダメなのです。そこで外付けにすると状況は一変します。日射を遮り、しかもブラインドの羽が吸収した熱も室内に入りませんから、日射取得率は実に0.17にまで下がります。素晴らしい。欧州ではよく見かけるこの外付けブラインドは日本ではまだ市場に出回っていません。。「こんな部品が欲しいなあ」と思うのですが。風や汚れの問題で市場性がないということなのでしょうか。と書いています。私もそういうものが欲しいと思いgoogle検索したら→外付けブラインドは、今はあります。”外付けブラインド”でgoogle検索すると、およそ次の商品が検索できます。●東邦レオ株式会社が輸入している「エーデルヴァレーマ」 ●オイレスECO株式会社の「サンシャディ」 (このほかにもYKKAPにもありましたが同社のアルミサッシに取り付けるように読めたので残念です) 電動シャッターの羽の角度が変えられるものです。値段が高いでしょうが検討する価値がありそうです。「サンシャディ」の方の「お客様の声」欄を一通り読みました。メンテナンスのために定期的に油を差すようです。●三和シヤッターからも出ていることを、依頼先の横田建設さんから教えてもらいました。

■本物の家は「こだわり」がつくる・・・第3章 安心・安全 建て主参加 長寿命の家づくり を改めて読み直しました。建て主の気構えを再認識しました。建て主には直接関係有りませんが、225ページからの屋根下地アスファルトルーフィングの丹念な施工方法に納得しました。

■大工棟梁のいい家づくり基本の知恵130・・・現実的なところでの(プレカット材をうまく使いこなすなど)指摘が多く、また昔からの大工の仕事と道具(尺杖・図板など)の説明も興味深い。前回書いた基礎の立ち上がりの上面は、基礎天端というそうですが(223ページ)、前に書いたレベラーで水平を造る方法では、この本では224ページに次の記載がある。「基礎の上には常にレベラーが入っているから平らだというのだが、途中で型枠が切れたりする可能性だってある。だから『そうはいかないよ』と私なんかはいってきた。これは最近開発された簡略化のための材なのだ。手間をかけずに基礎の上端を水平に仕上げるという発想のものだ。これをほとんどどこでもつかっている。しかし、張っている内に色々問題が出た。きっとハウスメーカーなどでも問題が出たのだろうと思う。」ここで話題が変わっている。どんな問題か大変気になるが具体的にかけない事情があるのだろうか。水平をとることについて、天端ならしを含めていろいろと書いてある。よほどうまくいっていない家が多いのか。●246ページに脱衣所のフローリング貼りで、風呂の入り口部分に縁をつけ(バスマットを置くあたり)、縁でいったんフローリングを切るやり方が書いてある。こうしておけば万一、湯上がりの水で痛んだフローリングを縁で切った部分だけ貼り直せばよいので、洗濯機や洗面設備を動かして全体を貼り直さなければならない大工事をしなくて済むという工夫です。筆者はリノベーションもやっているので、たいていどこが傷むのかを知っているのでこの方法を考えたそうです。この工夫は早速、我が家でも取り入れます。

■材料・計画から施工まで ◎図解でわかる◎ 木造建築の構造・・・4年前にまだ家を建てる具体的な計画がないときに、木造の建物の構造が知りたくて買いましたが(もっと昔、独身の時は鵤工舎(いかるがこうしゃ)にあこがれて寺社建築の構造についてわからないながらも図書館の本を読んでいました))、教科書のようで途中で投げ出しました。いざ、家を建てるとなったとき、この本の存在に気づいて押し入れから掘り出し、今度は目的意識があるので読めました。この本の良いところは、木造建築といいながら他の本にはあまり書いていないが必要な基礎のコンクリートのことが3-2、3-3章にあることです。●横田建設さんで実践している2段筋交いと似たものが123ページにあります。●部材などの名前や木造建築に出てくる名前を知るのに役立ちました。→土台・火打土台・ホールダウン・窓台・まぐさ・間柱・管柱・大引・根太・胴差・軒桁・小屋梁・母屋・棟木・垂木・野地板、継手と仕口、金物類(金物・アンカーボルト・羽子板ボルト・筋交いプレート・短冊金物・山形プレートなど)、配筋の「D13」というのは、はじめ何のことやら?でしたが、Dがごつごつのある異形鉄筋で、直径13mmの事だとわかりました。

※建築中の家を見ていて非常に気になるのは、角の通し柱が土台から5mmからそれ以上、はみ出て接合されている家があったことだ。はみ出た柱の部分は土台に乗っていない。設計ミスかプレカットミスか現場での建て方が悪いのか。

※建て売り住宅の基礎にモルタルの仕上げをしていた左官屋さんがいたので、塗り方を見ていた。シラス壁塗り体験で教わって自分でも塗った経験があるので、プロの左官屋さんの手際の良さは見ていて気持ちよかった。一段落したところでこちらから話しかけると、次はこてを変えてならしてゆく、こての厚みが違うなど、話がしたかったかのように語ってくれた。これから弁当を食べるというので、お礼を言って去りました。本当は建て主さんがお茶を持って話をすればどんなに気持ちのいい仕事ができるだろうと思いました。

■「いい家」にするために 木造住宅を建てるとき・買うときの【詳細】チェックポイント・・・自分の家のことを知るため・実施設計図書の見方・各工程のチェックポイントが実践的に書かれているので、大変参考になります。前の本で配筋で、「D13」が出てきましたが、こちらでは「D15」「SD20」が191ページにでてきます。こちらは木材のJIS規格でDが未仕上材・SDが仕上材、15や20は含水率15%以下、20%以下という意味だとわかりました。5章からは工事の流れに沿って見方とチェックポイントが書かれています。よそのお宅の工事中の現場を見てわからなかったことなどが有ればこの本を見て確認していました。内容が充実していて1800円はお買い得です。

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■建築知識2007年10月号、2008年9月号・・・建築現場を知りたくて買いました。

本来は建て主でなく建設業者向けの雑誌ですが、付属のDVDの解説があるためとてもおもしろかったです。

10月号ではプレカット工場の中までカメラが入ります。

9月号は、2009年10月1日以降に引き渡される新築住宅を対象に施行される住宅瑕疵担保履行法について、保険法人による2回の構造を中心とした現場検査に対応するための現場監理者向けの企画DVD+本誌の特集だが、建て主が見ても十分興味深い内容です。前にも書いたかもしれませんが、9月号の27ページに地鎮祭の注意点まで書いてあるのには全く親切な解説だ。例えば①修祓之儀(しゅうふつのぎ)で神官がお祓いをし④祝詞奏上(のりとそうじょう)で神官が家を建てる報告と工事の安全を祈願する祝詞をあげ、参会者は頭を下げる⑥苅初の儀(かりぞめのぎ)では設計者が斎鎌(いみがま)を持ち草を刈る所作を「エイ、エイ、エイ」と発して行う⑦穿初の儀(うがちぞめのぎ)では建築主が斎鍬(いみぐわ)を持って土を掘る所作を3度行い、続いて施工者が斎鋤(いみずき)をを持って土をすくう所作を3度行う。最後に⑪神酒拝戴(しんしゅはいたい)・直会(なおらい)で、神饌品を下げ、御神酒で乾杯し供え物を戴く。とある。また祭壇の例も写真で解説してある。●地鎮祭(起工式)での監理のポイントは、監理のタイミング:遣り方前後に、境界石・杭の位置の確認を済ませ、事前に建築主に地鎮祭の流れと必要なものお礼代を伝えておくとある。●こんどは「40d」という表記が配筋検査の31ページに出てくる。これはD13の13mm異形鉄筋ならばその40倍の長さの520mmのことを表すようだ。配筋を520mm重ねて定着がとられているかを確認すると記載されている。かぶり厚の確認にしても監理者の仕事だが、建て主もこんな点をチェックするのだなと知っておいた方が良いと思うし、自分の家はどのように建てられてゆくのかという素朴な疑問・興味を満たしてくれる本でした。●9月号のこの特集は、(社)日本建築士会連合会の継続職能開発(CDP)の自習型研修プログラムだそうです。特集の最後に3つの設問があり、バーコードがある回答欄にレ点を付けてCDP手帳に貼り付けて建築士会で研修記録データとして登録するそうです。

※しろうとだから不思議に思うのだが、地業の時の防湿シートの厚みが0.2mmで破れにくいとされている点。よほど強い素材なのか。それでも配筋検査後でコンクリート打設前に、配筋時に破れた防湿シートは防湿テープで補修する。と記載されている。ごつごつの砕石の上に敷くのに0.2mmで、この上に基礎スラブとなるコンクリートが乗っかるのだから、破れはしないかと思う。防湿シートの意味がしろうとにはよくわからない。

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2008年11月23日 (日)

分譲地の様子

■設計と換気方法を固めて建築確認申請をしなければと思うのです。

が、先週ようやく内装の希望がまとまり横田建設さんに打ち合わせに行った段階です。

そのとき課題の摩擦杭は横田さんから実績のある春日部の会社の鉄筋コンクリートの摩擦杭を提案していただき、これだと鋼管のおよそ半額になるとのことです。助かります。今、鉄は高いですから。

キッチン・システムバス・トイレ・洗面設備、内装(天井・壁・床)と、横田建設さんお奨めの蓄熱暖房機(クレダにはない、必要な分だけ蓄熱する機能のある日本製→「暖吉君」)とエコキュートに決めました。

各窓(複層ガラスに加え適材適所でLow-E・アルゴンガス封入・防犯を組み合わせる)と横田建設さんに選んで頂いた玄関ドアの断熱仕様とそのランク(YKK-APでD2仕様)・・・分譲地の他のお宅もほぼ断熱ドアですの説明を聞きました。

事前に私たちの方で内装とキッチン・洗面設備・トイレはショールームで確認してカタログから決めてきたのですが、10時から始めた打ち合わせは午後2時までかかりました。でも依頼先・基礎・構造・断熱の次に大事なところですから。横田建設の方々が2歳の息子の面倒を見てくれたので助かりました。

蓄熱暖房機については以前書いたように、その弱点(前日夜間に蓄熱するため翌日が暖かな日だと暑すぎて困る)が指摘されていましたが、放熱レベルの調整ダイヤルがついているので(恐らくこれで蓄熱体を覆う羽の角度を変えるのだとのこと)、心配することはないと思います。近い将来、竣工後にもこのブログを続け、建てた家に住んでみて良かった点・こうすれば良かった残念(^^ゞな点の感想を書こうと思います。

これからは予算とのすりあわせになると思います。もっとわがままを言いたいところもありますがお金には限りがありますし、先週の打ち合わせの仕様でもかなり高額になりそうなので、いったん見積もって頂いてから必要に応じて修正に入ろうと思います。

■自分の家はまだ設計段階なので、これまでたびたび同じ分譲地のご近所様のお宅の建築中の様子を書いてきました。もしお気に障られたなら即削除しお詫びします。

今日は、外張り断熱なので注目している栗原工務店(写真では青いネット)さんが棟上げの一歩手前まで工事を進めていました。断熱材のネオマフォームは薄いピンク色なのがわかりました。あらかじめ板に40mmぐらいの厚さの断熱材と間柱を取り付けたものを柱の外側から打ち付けているようでした(つまり断熱材が柱と柱の間に納まる)。また、基礎パッキンをしていたので基礎断熱ではなく床に断熱をするようです。棟梁とおぼしき方(一番年輩)が自ら垂木を釘付けしながら、指示を出していました。

そのほか、2件のお宅で地鎮祭を済ましたようです。(写真では柱状改良の丸いコンクリートの柱の頭が並んでいる向こう側と奥のミサワホームのミッフィーちゃんの手前になります)うち手前のお宅には地縄が張られていました。

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2008年11月18日 (火)

お向かいの地盤改良

お向かいの地盤改良は、柱状改良でした。伊田テクノスという会社でホームページには「特殊な攪拌翼で掘削しながら固化材を注入しパイル状に固化する工法」とありました。固化剤とはセメント系との解説ビデオがありました。

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2008年11月17日 (月)

フローリング材、分譲地の様子

■11月15日に新木場のフローリングショールーム「ゆらぎ」に行きました。

このブログを読んで頂いた方で、無垢のフローリングを考えているのでしたら、ここは是非訪ねておいた方がよいと思います。興味のある方は「木魂 フローリング」でgoogle検索してください。当日は私たちを含め4組の予約が入っていていっぱいでした。私より若く材木商の2代目として木が好きだから材木の仕事をしているという社長の前田さんと2時間の予約時間で1対1でゆっくりと話ができとても良かったです。大手ハウスメーカも仕入れに来るとのことです。大手と取引をしているから信頼できるというわけではありませんが、私がなぜ比較的安めの価格なのか一度確認する必要があると思って来ましたと言ったところ、なぜといってもと、業界の流通事情が有るらしいことを婉曲に示しながらも、困らせてしまいました。別に怪しいものではありませんということを話していました。2時間の間に最初に煎茶だったか、次に焙じ茶、最後にゆず茶とせんべい菓子をいただき、「居心地のいい喫茶店ですね」と前田さんに話してしまうほど感じの良いところでした。

最初に無垢フローリングの性質の説明を受け、質問事項としてあげておいた構造用合板に施工する接着剤と、塗装・メンテナンスについて聞いた後、間取り図を見ながら今の希望を他社を含めたサンプルを持ち込んで相談しました。サンプルを見ながら、前田さんは、あくまでサンプルだからかもしれないがと断りを入れて、この部分は屋外で乾燥させているときに桟が乗っかっていた部分で日に焼けていなくて白っぽくなっていた跡で、ふつうは日焼けしたところとそうでないところの区別がでないくらいに削るがと、プロの目で指摘したり、雄実の出っ張っている部分の表面がガリガリなものがあり、乾燥させていた原木をぎりぎりまで使うために一番外側の部分がそこに現れたのだろうが隠れるところなのでこれでも商品として扱っているのでしょう。とも指摘していました。その後、私は国産材が性に合っているようなのでと希望を言うと、ショールームにある国産材を見せてもらいながら(あばれるツガもありました)説明を聞き、壁に貼ってあるものは手で触って、床に敷き詰めてあるものは、裸足になって感触を確かめました。それまで堅いと思ってさけてきた広葉樹も実際に足の裏で感触を確かめながら歩いてみると、説明してもらったようにフローリングの下地材に大きく影響されるということがわかりました。(考えてみれば当たり前ですが)コンクリートの上に置けば堅く感じるし、根太の上に貼れば根太の粘り具合に左右されるでしょう。

■色々考えた結果

1階は岩手南部本栗、2階は木曽桧、小屋裏は伊予杉とし、後は全体の予算との兼ね合いで調整です。栗は表面がさらさらさわやかで夏は気持ちが良さそうで畳かゴザの上を歩いているような感じですが堅いとは感じませんでした。枕木や土台の木だからとさけていましたが、素足で歩いてみると、ナラより表面が多少細かな凹凸がありペタペタというよりさらさらに感じて気に入りました。それに1階が一番、過酷に使われるところなので(二人目の子供も男の子らしいことが当日わかりましたので)、桧をやめて栗にしました。ナラやタモも良かったのですが唐松や朴の木もありましたが、かすかに緑がかった色合いの上品さ(栗はタンニンが多いので年を経るごとに色合いに深みが出るそうです)と丈夫さ、足の裏の感触、水にも強いところから選びました。ただし良い値段です。2階は節有りの木曽桧が求めやすい価格なので決めました。小屋裏に無垢フローリングはもったいないですが、複合フローリングもカタログ定価ではいい値段なので、それならば比較的安い杉にしました。葉枯らし天然乾燥の杉・新月伐採の杉は思い出の中にしまっておきます。もしこのブログを読んで興味を持たれた方がいらっしゃれば、たとえば趣味の部屋にだけ敷くのも良いかもしれません。写真①が栗、②が木曽桧、③が伊予杉です。犬は前のブログにも登場した青森ヒバです。20081116__003

11月16日の分譲地の様子です。我が家の敷地の南側道路を挟んだお向かいのお宅(うちと同じく川沿いの道路み面している)は、地縄を張ったあと、ショベルカーとおそらく杭打ちの重機・それとも柱状改良のドリル?が入っていました。川沿いだけが地盤が緩いのでしょうか。10mも離れると大丈夫なのでしょうか。杭を打つのか注目します。20081116__006

うちの東側の桧屋住宅さんのさらに東側のお宅は、地元の栗原工務店というところで、ホームページを見るとネオフォーマを使う外張り断熱工法で建てるようです。これも気になります。基礎を丁寧に時間をかけて造っているのが毎日見ていてわかっていましたが、今日、基礎の立ち上がり部分の様子を見て、他のお宅より高めになっていることに気づきました。20081116__010 

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2008年11月14日 (金)

分譲地の様子

毎日書きますが、自分の家のことを決めなければなりません。金額を把握するために内装を決め、建築確認申請に必要な換気方式を決めるのです。明日、フローリングのショールームに行って相談し、床を決めます。壁もだいたい決まってきたので、天井は横田建設さんに相談して決めようと思います。ダイケンで天井材がありましたが、皆さんのお宅はどんな天井なのでしょう?壁のビニルクロスがそのまま天井まで貼られているのか、和室ならば杉板かもしれません。天井材を使わず「あらわし」にして構造材を見せているのかもしれないですね。うちは天井をつけます。

昨日書いた分譲地ですが、1日後の14日朝撮った写真です。クリックすると大きすぎるサイズになります。

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1枚めは、南西から北東を向けて撮りました。昨日のブログの写真と同じ位置です。見比べると、右奥のミサワホームさんにミッフィーが貼り付いている違いがわかると思います。

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2枚目は、1枚目に見える分譲地内の5m道路を入り、ミッフィーに近づいたものです。左が今まで2×4or6で建設と言っていたスキップフロアらしき中2階のあるお宅です。千曲さんという地元の工務店です。手前の基礎工事段階のお宅は、地元の外張り断熱工法の工務店さんです。毎日見ているとずいぶんと丁寧に工程を踏んでいます。その右はOMソーラーさん、その右にミッフィーのミサワホームさんです。オソルベキ速さで建て上げました。年内入居可能な勢いです。

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3枚目の写真は西側道路から真横に撮りました。駐車場の右側がうちの敷地です。ゴミ置き場がくいこんでいます。左側にスキップフロアの千曲さん、真ん中に小さくミッフィー、右がうちのお隣さんの桧屋住宅さんです。

うちは、桧家さんの手前に建築します。そういえば昔のブログで、住宅展示場の2件目に入った大手ハウスメーカーの我が家への売り込みがものすごく熱心だったのは道路に面していて、懸垂幕が目立つからかもしれません。もしその大手ハウスメーカーに依頼していたら「きこりん」が貼り付けられたのでしょう。(バレバレ(-.-))もし、住宅展示場で1件目に入って2時間も説明を聞かされたハウスメーカーに依頼していたら、お隣さんと同じになっていました。(バレバレ。まっいいでしょ) でも、そこは、初志貫徹で横田建設さんに依頼しました。故に換気方式で迷っています。第3種換気で軽快に換気するのも良いと思うし、第1種の全熱交換も魅力的だが、我が家にはオーバースペックかもしれない、分不相応な感じもするし、でも来週には決着をつけねば。・・・そもそもお金有ったっけ。

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2008年11月13日 (木)

分譲地の様子

本当は自分の家のことを決めて、横田建設さんに話を持って行かねばならないのですが。来週には内装と換気システムの打ち合わせをしたいと考えています。これが決まらないと、建築確認申請が出せないとのことなので。

来年着工になりそうです。基礎のコンクリート打設は厳寒期で凍る時期を避けるべきと、物の本には書いてあるのでちょっと焦っています。

11月13日朝の通勤途中に撮った分譲地の写真です。大きな桧屋住宅さんの右隣に2×4or6の中2階のある(窓が1階と2階の間にあるのでわかると思います)家があり、その右に見えるのはOMソーラーの家、トラックを挟んで一番右側のミサワホームが、既に家の形にできあがっていました。このブログでは11月8日時点でまだ基礎ができあがって仮設をしているところの写真を掲載したばかりだったのに、12日までに、まさに組み立ててしまいました。あまりの早さにあっけにとられてしまいました。今夜、帰宅時に通りかかったらミッフィーちゃんの懸垂幕が掛かっていました。明日朝撮って夜ブログに書きます。

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←クリック

今週末にフローリングのショールームに行き決めようと思います。

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2008年11月 8日 (土)

フローリング材

無垢のフローリングにすると傷が気になったり、手入れが大変だということはよく言われています。スリッパや靴下の生活ならば汚れが落としやすい表面加工がされた丈夫なフローリング材が便利ですが、素足でいたい・木の家を建てたという実感を味わいたいので、何とかなるだろうと無垢材にする予定です。実際、今住んでいる賃貸マンションの複合フローリングと、取り寄せたカットサンプルの上に足をのせると、無垢材の暖かみが肌から実感できます。

カットサンプルを取り寄せてみました。

■ナラとひのき すべて15mm厚

2008_11090085①ナラで自然塗装です。巾75mmです。この堅さなら家具と同等かそれ以上に堅いので傷もほとんど無いかもしれません。爪を立ててもほとんどへこみません。それでいてさわり心地は木を感じられるので、良いです。針葉樹との比較の意味もあってカットサンプルを取り寄せました。床暖房OKのものですが、うちは床暖房は不要なのでしません。(前にいた新築の団地は床暖房がありその暖かさは知っています。前に書いたかもしれませんが、暖房されている床に長い間座っていると、私には、床に接している面の暖かみがうっとうしくなってきたので、あまり使いませんでした)

②尾鷲ヒノキ 巾90mm 上級品とあり小節と無節の中間くらいでしょうか。無塗装です。爪を立てるとナラよりはへこみます。無塗装の場合が知りたかったのと上級品の質を知りたかったので取り寄せました。桧のにおいが実感できます。上品な感じです。年輪が詰まっています。

③尾鷲ヒノキ 巾105mm 標準品とあり節が真ん中に見えます。自然塗装品(リボス社カルデット(クリア色))なので②より黄色みがかっていますが説明によるとなじんでくると元の色になるそうです。横から見ると1mmくらい塗装が浸透しているのがわかります。さわりごごちは②とほとんど同じです。表面のヒノキのにおいは②より若干弱いかもという感じです。こちらも横から見ると年輪の目が詰まっています。

④国産材ヒノキ (産地は明示なし) 巾108mm 小節 Arbor針葉樹白木用オイルワックス床用の塗装 表面の仕上げが②③よりなめらかにされすべすべしています。ヒノキのにおいは③と同じかもしかしたら弱いかもしれません。(強ければよいということでもありません。ほどほどがよいです。)③より年輪の巾が広いところがあります。

⑤木曽ヒノキ 巾140mm 節あり 蜜蝋WAX塗装 表面はすべすべの仕上げで④に近い。ここまで書いてきてにおいを比較するのはいろいろな条件が同一でないので無理があると感じました。幅が広いと部屋が広く見えるそうで、その点が魅力。年輪は④と同じかやや詰まっている。

⑥木曽ヒノキ 巾140mm 小節 蜜蝋WAX塗装 ⑤の節が少ないもの。あとは同様の感じです。

※④⑤の上にある犬は青森ヒバのおもちゃです。たまたま藤沢駅で売っていた青森ヒバ商品のお店で買ったものです。とても軽くかつ強い木のにおいがします。これではシロアリなどの虫が寄りつかないのも納得します。

※フローリングのカットサンプルが乗っている床は、今住んでいる賃貸マンションの複合フローリングです。南面のベランダに面していて、吹き込んできた雨に当たってしまいガサガサです。ぬれたらすぐ拭かなくてはいけません。前に住んでいた人がそうしなかったのでしょう。私たちが借りるときにはすでにこのような状態でした。

■スギ 厚さ15mm①②③と、30mm④⑤

スギはヒノキより柔らかいのでフローリングにするには覚悟が必要かもしれませんが、記録のために載せます。年輪の間隔はヒノキより広いです。スギとはそういうものだと感じました。

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①国産スギ (産地は明示なし) 巾120mm 赤身 節あり Arbor針葉樹白木用オイルワックス床用の塗装 渋い感じが写真でもわかると思います。WAXを塗ってある木表より木裏の方がにおいが強いです。(あたりまえか) 表面はすべすべ加工です。すべすべと何度も書いているのは「うづくり」ではないという意味です。(「うづくり」というのを「カイケンコーポレーション」のホームページで初めて知りました。google検索してみてください。

② 国産スギ (産地は明示なし) 巾120mm 赤白 節あり Arbor針葉樹白木用オイルワックス床用の塗装 ①との違いは白太の部分(左右の両端)が混じったものです。値段が安くなります。

③伊予杉 巾95mm 節あり 無塗装 ①②より色味は薄いです。それでも、ヒバの犬と比べれば赤茶けています。

④天竜杉 巾135mm 節あり 赤身 厚みが30mmあると、床材というより柱に近い感じがします。赤身なので、横から年輪を見ると芯のすぐそばであることがわかります。葉枯らしの天然乾燥です。新月伐採木ではありません。木裏のにおいをかぐと深い感じがします。

⑤天竜杉 巾135mm 節あり 源平 ④との違いは、赤身でなく白い部分が混じる源平であることです。④より安いです。

■カットサンプル取り寄せ元

・アトピッコハウス:ナラ①、ヒノキ②③

・(株)マルホン:ヒノキ④、スギ①②

・(株)五感、木魂(KODAMA):ヒノキ⑤⑥、スギ③ (カットサンプルは有料です。その方が合理的です。実際に買う人の購入価格に上乗せされるより、サンプルをもらう人がサンプル分だけ多少とも支払うのがよいと、私は考えるからです)

・天竜T.Sドライシステム(協):スギ④⑤(新月の木は3割増しですが、こだわる人には魅力的です)

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分譲地の様子

自分の家のことを決めなければならないのですが、よそ様の様子も気になるのでメモします。

■この写真は分譲地を北側から写したものです。(クリックして拡大してください)

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・手前の配筋されているお宅は首都圏住宅コープです。近くにモデルハウスと事務所があります。東濃桧・構造設計・詳細見積もりがポイントで、うちにも広告が入っていました。

・青い仮設トイレの奥の黄色い懸垂幕はOMソーラーで建築中のお宅です。たまたま、この写真を撮ったとき設備会社の人が「加湿ボックス」と書かれた段ボールの箱を抱えて持ち込んでいたので、軒下から取り込み屋根で暖めた空気の湿度によって加湿する機械かもしれません。

・その左の屋根が緑のルーフィング材を敷いているのが2×4or6のお宅です。今日は断熱材(グラスファイバー)を敷き込んでいました。このお宅は中2階があり東側が収納で西側が部屋として使いそうな南面の窓の取り付け具合になっています。(この分譲地は2階建てまでという条件なので工夫したんですね)

■次の写真は分譲地を南西側から写したものです。

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・手前の敷地のお宅は、今日が地鎮祭でした。昨日有った小型のショベルカーは仕事を終えて赤い糸で縄張りがされていました。

・その奥のオレンジ色の懸垂幕は桧屋住宅さんで建てているお宅ですが、今日は断熱材を施工していたようです。私も住宅展示場で壁内を展示している部分を見ましたが細かい泡のような薄オレンジ色のものです。今日はその断熱材を家の中から現場発泡していたようです。小型トラックに積んでいる材料を家の中までチューブで送って発泡吹き込みしているようでした。(見えないので推測です)また、気密テープの段ボール箱が置いてありました。やっぱり気密を考えることは大事ですね。

・その右は緑屋根の2×4or6のお宅で、窓が少し写っていると思います。南正面から見ると窓ガラスの割合が7割ぐらいに見えそうなほど窓が多い印象でした。

・その右はOMソーラーのお宅で屋根に装置が乗っています。

・その右の白いトラックの横に白と青の看板がでているお宅がミサワホームで建築中です。奥まっていてよく見えないのですが、基礎はできあがっていて養生しているようです。その間に仮設を設置しています。

・我が家は、オレンジ色の桧家さんの左の敷地です。早く内装材を決めて、横田建設さんに相談に行かねばならないところです。盛り土に混ざっていたのか元ビニールハウスの畑だったためか、プチトマトが成長し実をつけていますが食べていません。

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2008年11月 7日 (金)

電線からの電磁波の心配→不安解消

■我が家の敷地の南西角に電柱があり、南北に電線が走っている。

家を建てると2階の子供部屋の近くに電線が来ることになる。図書館で間取りの本を探していた頃、電磁波が危ない、0.1ミリガウス以内であること、1ミリガウスを超えないこと、電磁波測定器「トリフィールド・メータ」はガウスネットから購入できること、「あぶない電磁波」船瀬俊介著という本があること、小児白血病との何らかの関連があること、以上を7月頃メモしていた。

実際に2階の位置にある電線を見に行くと、電話線か光ファイバーケーブルの様で、電灯線はその上にあるように見えた。(上の方を走っている電線から戸建てに分岐している様に見えたため。そのうち、間取りや、内装のことを考えるのに忙しくなり忘れていた頃、毎日新聞の書評欄に、誤解だらけの「危ない話」 (食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで)という本が紹介されていたので、図書館で借りて呼んだ。

○○が危ないというリスク情報は、視聴者・読者が求めているし、危険であることを放置できないし、リスク情報は記者魂を奮い立たせるもので記事としても商品として掲載されやすい。しかし、基本的な知識のないまま、ある学者や権威者の言葉を鵜呑みにし、裏付けをとらないまま掲載される質の低い記事が多いと指摘している。反対に、安全ですよという記事は掲載されにくい。安全と紙面に載せた後、危険だった例が1つでもあれば問題になるからだという。

ところで電磁波と小児白血病との因果関係は、この本の214ページから書かれているが、WHO(世界保健機関)は2007年「因果関係を示すほど強い証拠はない」との見解を示している。とある。一方で、WHOの中の専門家タスク会議では「0.3~0.4マイクロテスラ以上の超低周波磁界にさらされると小児白血病の発症リスク(相対危険度)が約2倍になる」との見方も示された。(100ガウス=1マイクロテスラ)この2倍のリスクは、研究論文によると0.4マイクロテスラ以上の環境で6人が小児白血病になり、5人は健康で差は1人だけだった。それぞれの母数が違っていたのでこれを合わせるために小児白血病側の人数を2倍にして比較すると、0.4マイクロテスラ以上の小児白血病患者数は12人になり12÷5で約2倍とのこと。統計では、2001年に小児白血病にかかった子供は全国で455人。仮に2倍にリスクが上がっても、0.4マイクロテスラ以上の環境で生活しているのは455人の1パーセント未満なので、2倍に増えた患者は年4~5人。母数となる2001年の小児人口は1828万人なので軽視はしないが大きな数ではないように書いている。詳細は、2007年12月に経済産業省の「電力設備電磁界対策ワーキンググループ」がまとめた超低周波電磁界による人体への影響や規制策をまとめた報告書(以下リンク)を見てほしいとのこと。著者もワーキンググループの一員だったとのこと。この本にも書いてあり、リンクの報告書20ページにもあるが、超低周波磁界とがんとの関連は、WHOの付属機関「国際がん研究機関」(IARC)の評価では、グループ1の発がん性があるから、グループ4のおそらく発がん性はないという各段階に分けたなかで、グループ2Bに該当し、人への発がん性を示す証拠が限定的で動物実験での発がん性に対して十分な証拠が無い場合(発がん性があるかもしれない)にあたる。このグループの他の発がん性を疑ったものは、クロロホルム、鉛、コーヒー、ガソリン、漬け物、ガソリンエンジンの排ガス、そして超低周波磁界です。コーヒーや漬け物と同じレベルとのこと。

この本を読むと、中国産・台湾産のうなぎや、中国産野菜、食品添加物、遺伝子組み換え食物、BSE、照射食品(日本ではジャガイモの発芽を抑える場合のみガンマ線・エックス線の照射が認められているが、有害な微生物・害虫を殺すのに他国で使われているとのこと)などについても、過剰に反応していないか、その為に調査や高価な代替品で無用なお金を使っていないか、冷静にリスクを検証した記事が多く新聞に掲載されることを願いたくなる。○○が危ないという言いっぱなしの本や週刊誌・新聞の記事は、そのリスクが正しく検証されて記事になっているかを読み抜く読者側の力も問われている。

踊らされないようにしたいが、リスクは限定的と判明したとしても、感覚的・感情的に受け付けられない場合があることも、この本では書いてある。

◆経済産業省のホームページより

「原子力安全・保安部会 電力安全小委員会 電力設備電磁界対策ワーキンググループ(報告書)」平成20年6月http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g80630b01j.pdf

■読んだ本

誤解だらけの「危ない話」 小島正美著(毎日新聞編集委員)

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2008年11月 6日 (木)

新換気システム

■11月2日に、マツミハウジングの新換気システム サーシー(SA-SHE)の体感ハウスに行き、実際に家の中の空気を体感した。

当日は気候が良く、家の内と外の差をあまり感じなかった。それでも基礎の外側より内側の方が2℃高く断熱効果を感じた。また、1階から3階まで、また各階のどの部屋も一様な空気(温度・湿度・こもり具合の無さ)の感じで、当日、暖房をつけていなくとも気持ちの良い家だったことは確かでした。

それが、SA-SHEの効果なのかどうかは、その体感ハウスがSA-SHEを導入する前の第3種換気だったときに体感していないのでわかりません。SA-SHEは第1種の全熱交換(温度と湿度)を使い、外から給気するとフィルタで空気の汚れを濾過してから、全熱交換するので給気ダクトが汚れにくく、また各部屋への給気経路が小屋裏から垂直に下ろしたダクトを通じて行われるので、抵抗が少なくフィルタを使うことができたとのことです。また垂直なダクトなので(直径20または25cm)汚れた場合の掃除がしやすいとのことです。さらに床下や1階の天井裏にも給気するので、構造材や金物が錆びずに長持ちするそうです。そのためには、床下や構造体(壁内)はきれいにしておくことが大事だとのこと。

当日は物腰の柔らかい若い社長さん自ら説明しました。最初に、地震に強くなければいけないことはすでに当たり前になっている。これからは換気の大事さに注目したい。と言ってできあがったばかりのSA-SHEのパンフレットを見ながら説明を受けました。

2,3ヶ月に1度は最初に給気が当たるフィルタの水洗い掃除が大事なこと、そのすぐ後に差し込まれているカートリッジタイプの(空気清浄機のフィルタのような)フィルタは、掃除機で吸うくらいの掃除はできるが交換式であること、掃除のために換気システムの近くにコンセントを設置すること、またこのフィルタはカートリッジタイプで横から差し込まれているだけなので隙間から空気がとおることもあり、完全では無いことなど、言いにくいことも話してくれました。

また、部屋の空気を調べたところ構造体から発生すると思われるαピネンが検知されたとのこと。和みに関係していたのかもしれません。

熱交換機の電気代(約2000円/月)や2,3年に1度の熱交換機のフィルタの交換料金など(肝心な金額を聞きそびれました)、ランニングコストとメンテナンス費用も第3種換気よりかかるが、特に冬場の乾燥対策に効果があるかを注目・期待したいです。また、熱交換機の交換性能がたとえば7割くらいだとしても、冷暖房費が減らせる可能性があります。

■11月3日は、そのSA-SHEを導入する体感ハウスを建築中で構造見学会を開いた、依頼先の横田建設さんに行きました。

第3種換気も決して悪いわけではないこと、SA-SHEは3種の課題だった冬なら冷たい空気の取り込み、夏なら蒸し暑い空気の取り込みに対する対策になりえること、通常の第1種での給気ダクトの汚れと掃除の難しさを垂直なダクトで解決していることなど、お話をいただきました。

・妻はおなかに子供がいるので1階で待っていました。当日は曇りで底冷えがしましたが、小屋裏は工事用の電灯の明かりでも暖房のように暖かく感じたので外張り断熱の効果だと感じました。(そこで設計のお二方と長々とお話をさせていただきました。家造りの実務をされている方と話をすることはとても楽しい時間です。防音の床板下地や、横田さんでは上下2段の両筋交いが家の四隅だけでなく、中心部分にも使ってあり、構造上の要所要所に使っているのだと思いました。構造材は桧と松(米松)の無垢材で、一部スパンの広い箇所の横架材として集成材を使うことの説明を受けました。シロアリ対策は基礎断熱材のミラポリカがシロアリが噛み切れない堅さなので進入を防ぐとのことです。

■新換気システムについては、「新換気 SA-SHEの家 エスエーシの家 CS-HVS」でgoogle検索してみてください。動画もあるのでイメージがつかめると思います。

・私の家の方は、設計の方にカーテンボックスや障子や防犯ガラスをお願いしたので金額がかさみそうです。第3種換気にするか、新換気システムにするか、最終的には予算の中で優先順位をつけて決めることになります。ただ、「いい家」が欲しい。(第4版)には、空気への投資ということで、これから注目せざるを得ない換気の大事さが書いてあるので、長い目で見ると迷うところです。

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